乾徳山 2003年11月18日(火)

コース:乾徳公園駐車場〜乾徳山登山口〜国師ヶ原〜扇平〜乾徳山〜扇平〜道満尾根〜乾徳公園駐車場


両神山から下山後、道の駅みとみへ移動し車中泊。

昨年の同時期にここで泊まった時、氷点下5℃まで下がって
しんどい思いをしたが、今回も朝方は0℃になり車の暖房を
つけて朝食をとる。


乾徳公園駐車場へ移動し、準備もほぼ終えて、予備の電池と
スマートメディアをトランクから取り出し、閉めた瞬間、キーを
トランクの中に入れたままだということに気がつき、ガーン・・・

ドアを全て閉めてしまったので、トランクを開けられない。
頭の中が真っ白になる。。JAFを呼ぶしかないものの、
すぐ来れない場合、この寒さの中待つのはしんどいなと
考え、下山してから呼べばいいやと開き直って登山開始^^;

7:00出発。徳和の集落を抜ける。

集落を抜け、林道をしばらく歩くと登山道入り口へ。

空は晴れ渡り、整備された登山道の雰囲気もいい。
ガンガン登っていくのだが、どうもオーバースピード・・・

早く下山しなきゃと、車のことで頭がいっぱい。
先にJAF呼んで、スッキリしてから登れば良かったなと、
ちょっと後悔。

銀晶水はチョロチョロと流れていた。
水はさほど冷たくない。

途中2人組のハイカーを抜かし、かなりのスピードで登る。

汗だくになり、Tシャツがビッショリに。
立ち止まると冷たくて寒い。

ゼーゼー言いながら、錦晶水まではペースを落とすまいと、
意地になって登っていく。

やや疲れが出始めた頃、錦晶水へ。
ここでたっぷり水分補給し、補給食を食べる。

樹林帯を抜けると、一面草原状の国師ヶ原に出る。
富士山や南アルプスが見えて、凄くいい雰囲気だ。

鎖場を経て頂上に至るコースへ向かう。

月見岩。

この辺りから勝沼市街が見下ろせるので、テントを張って
夜景を楽しめたら素晴らしいだろうなと思った。

扇平付近から乾徳山を望む。

扇平から富士山を望む。


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国師ヶ原を過ぎた頃から、パッタリとペースが落ち、立ち止まる
回数が増える。前半のオーバーペースが効いたようだ・・

再び樹林帯の中を登ると、岩場になる。
ストックをしまい、鎖や木の梯子をエッチラオッチラ登る。

周りに遮るものがない場所では、高度感があってワクワクする。

山頂直下の鎖場。

ガイドブックで、必ず写真つきで紹介されているので
どんな難所なのかなと思っていた。

最初は足をのせる場所が無くて腕力だけで登ったが、
すぐに鎖なしでもよじ登れるようになる。

ちなみに、巻き道もついていた。(下山時に気がつく)

9時49分、乾徳山山頂へ。

山頂一番乗りだ。2時間40分かかった。
360度の展望で、こんなに良い山だったのかぁ・・
と嬉しくなる。


南アルプス連峰を望む

一番奥に甲武信ヶ岳

一番遠くのデッパッているのが金峰山五丈岩


左に甲斐駒ケ岳。右奥に中央アルプス


白峰三山

山頂の様子

甲府盆地と富士山


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ほどなく、途中抜かした単独の方が登って来て
話をする。乾徳山は冬も結構登る人がいると聞き、
自分も是非やってみたいと思った。

チョコパンとカップラーメンを食べ、コーヒー飲んで撤収。

扇平までは行きと同じコースをたどる。鎖場は下りの方が
やっかいで、足場を探すのがめんどくなると、腕力だけで
ズルズルと降りた。(下手な証拠^^;)

扇平から道満尾根へと向かう。

道満尾根は落ち葉を敷き詰めたような道で、気持ち良く
歩けるが、結構急なところも多く、登りに使うとしんどいかも。

何度か林道を横切り、左手に牧場の柵を現れ、グングン
下っていくと道満山へ。

薄暗い杉林を抜けると、木々の間から徳和の集落が
見えてくる。

車道に出て徳和の集落を歩く。とてもノンビリしていて
心和む雰囲気だ。

駐車場へ戻り、さっそくJAFに電話。
40分ほどで来てくれて、あっけなく開錠。
不注意料?9700円ナリ・・・チ〜ン

柳沢峠を抜け青梅へ出て、自宅まで帰りました。
疲れた〜


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