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5時を過ぎてから車を塩水橋に移動し、
路肩のスペースに停める。
明るくなるのを待って6時30分出発。
予報よりも寒くない。
林道脇のゲートをくぐり、重機があちこち
置いてある道を登っていく。 |
登山道入り口まで20分のはずだが、中々
着かなくてあせる。
途中で見落としたかとヤキモキしたが、
やがて吊り橋が見え、道路右手に入り口が
ありホッとする。 |
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天王寺尾根に取り付くまでは、薄暗い杉の
植林に囲まれた急登だ。
焦らずゆっくり登る。
いたるところに鹿の食害避けの防護柵が。
人が柵を越える為の、ちょっぴり恐い木の
階段が作られており、かなり大規模に対策を
してるんだなと驚いた。
やがて尾根に取り付くと、木々の間から
主脈の尾根が覗いて見える。 |
急な尾根道を登っていくと、やがて勾配も緩く
なり、快適な道となる。
鹿の親子がいたが、鈴をつけていたので
警戒され逃げてしまった。 |
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くたびれてきた頃、堂平からの道と合流。
そこからほどなく登ると、大崩壊した
剥き出しの斜面に、階段と鎖が作られた
道を登る。 |
そこから振り返ると、一気に視界が開け、
南面に関東平野が広がって見える。
だいぶ登ってきたなぁ・・と一息。 |
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西側は、遠くに海が見える。
山から海を見たことは殆どないので
ちょっぴり嬉しい。
←クリック拡大 |
木道工事の職人さんの脇を通り、
本間ノ頭からの道と合流すると主稜線に出る。 |
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9時13分、ほどなく丹沢山へ。
いきなり富士山が見えて嬉しい。
セルフで記念撮影をする。 |
富士山は大きいなぁ
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山頂にある、みやま山荘の荷揚げでヘリが
飛んできた。 |
さて蛭ヶ岳に向かう。
あわよくば塔ノ岳も帰りに登るつもり
なので、あまりのんびりしてられない。
右奥に蛭ヶ岳が見える。
見えるとすぐに着きそうなのだが・・・ |
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丹沢山から一気に下り、富士山や関東平野
を見ながら気持ちの良い稜線歩き。
斜面で鹿が何か食べていた。
それにしてもほとんど人がおらず、快適。 |
棚沢ノ頭から富士山。
だんだん雲がかかってきたようだ。 |
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遠くに南アルプスもうっすらと。 |
宮ヶ瀬湖と関東平野が広がって見える。
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稜線からは蛭ヶ岳がずっと見えているのに
中々着かない・・。
アップダウンを繰り返すうち、ようやく眼前に
蛭ヶ岳が現れた。
それにしても、最後の登りがしんどい・・ |
やったー着いた!10時45分到着。
山頂から関東平野を一望。 |
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蛭ヶ岳山荘。
ご主人に聞くと、一年中営業してるとのことだ。 |
蛭ヶ岳からの富士を期待してたけど、
雲が出てしまい駄目だった。 |
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だ〜れも居ない山頂を独り占め。
さっそくお湯を沸かしてお昼を食べる。
1時間程休んでから、再び丹沢山へ出発。 |
蛭ヶ岳山荘のワンコ。
一見恐そうだったが、大人しいので
帰りにナデナデしまくった。 |
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お昼を過ぎると稜線にはガスが出て
展望もきかなくなった。 |
再び丹沢山へ。
ここで塔ノ岳へ向かうかしばらく迷う。
時間もギリギリだし、結構疲れもあったので
また晴れた日に海を見に来ればいいやと
今回は諦め、来た道を戻ることにした。
みやま山荘→
朝、小屋の主人らしき人に挨拶したら、
無視された。感じ悪い。
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天王寺尾根を戻っても良かったが、どうせなら
違う道を行こうと、堂平経由で下る。
急坂が続き、一気に尾根を下っていくような
道だ。途中でボッカさんとすれ違った。
大変だろうなぁ・・ |
砂防ダムの堰堤を越え、林道工事の
音が近づいてくると、車道へ出る。
ここから塩水橋まで舗装の長い林道歩き。
とっても退屈・・
歌を歌ったりして気を紛らわしながら歩く。
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膝と足の裏が痛くなった頃、塩水橋のゲートへ。
15:00到着。
8時間半の行程だった。かなり疲れた・・
初めての丹沢は、関東平野・富士山・海・
アルプスと展望に優れた山だなと
新しい発見だった。
今度は大倉尾根から塔ノ岳へ登ってみたい。 |