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冬季は観音平口から歩かねばならない。
林道入り口には6台程度の車が停めてある。
路側帯に駐車し、慌てて支度。
一応スノーシューも持った。
8時35分出発、随分出遅れてしまった。 |
前方に編笠山を眺めながら凍った轍に
気をつけながらの林道歩き。
途中で熱くなり、オーバージャケットと
手袋を脱ぐ。
観音平へ続く自然歩道ハイキングコースとの
分岐でどちらに行くかしばし迷ったが、初めて
だし林道のほうが間違いないだろうとそのまま
林道を進む。 |
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9時45分
まだかまだか〜と思っていたら富士見平へ。
南アのパノラマが素晴らしい。
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富士山 |
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富士見平からは屏風山への登山道へ。
ザクザクした雪のトレースを辿ること20分。
屏風山の展望台へ。
南アが綺麗に見える。 |
なおもザクザク雪の道を進んで行くと
15人程度のパーティーとすれ違う。
縦走したのかみな重装備だ。
10時48分、雲海展望台へ。
ベンチに腰をおろしてひと休憩。 |
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左に茅ヶ岳と富士山。
茅ヶ岳は登ってみたい山だ。
しばらく休み、時間も気になるので再び出発。 |
高度を上げるにつれ雪質がサラサラに。
いよいよ雪山へきた〜という気分になる。
人気の山らしくトレースもしっかり。 |
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淡々とトレースを辿る。
11時33分、押手川へ。
雪も深くなってきた。
ザックをおろししばし休憩。
約1時間ごとに目標物があるのでペースが
掴みやすい。
2時ごろ山頂かなぁ・・と思っていたが意外と
早く押手川まで来たので少し安心。 |
再び出発し、少し登ったところでワンコが
現れてビックリ!
後から夫婦ハイカーが来て、飼い犬と一緒に
登ってきたらしい。山頂まで行かなかったとの
ことだが、雪山にワンコが登るなんて凄い。
ここまでつぼ足で来たが段々急斜面になって
来たのでアイゼン装着。 |
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足の筋肉痛に耐えながら黙々と進む。
やがて鉄梯子が現れる。
アイゼンをひっかけないよう
注意しながら登る。 |
樹林帯を抜けると一気に視界が開ける。
しかし積雪が増し、登り難くなる・・・
山頂まであとわずなのだが、中々着かない・・
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13時13分
雪壁をやっと越えると、山頂に出た。
聳え立つ八つの鋭鋒が眼前に現れ感動!!
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南アのパノラマ。
朝より雲がかかってきた。
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奥に中央アルプス。
富士見パノラマスキー場が手前に見える。
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金峰山
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左から阿弥陀・横岳・赤岳・右奥に権現岳
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手前に霧ヶ峰、右奥に美ヶ原
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八つのパノラマ。
左奥の蓼科山までクッキリ。
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茅ヶ岳もうっすら見える。 |
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茅野・諏訪方面を見下ろす。
画面真ん中上に諏訪湖が見える。
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写真を撮りまくり、ずっと眺めていたい眺望
だったが、時間もあれなので、13時50分
後ろ髪を引かれる思いで再び出発。 |
ガンガン下って約50分で雲海展望台へ。
ザックを降ろし小休止。アイゼンを外す。
迷ったが、帰りは観音平経由で戻ること。
分岐を左に進む。
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途中、前方に鹿の親子が現れ、樹林帯の
中へ逃げ込むと、じっとこちらの様子を
伺っていた。 |
適度にしまったトレースをガンガン下る。
日が傾いてきて、木々の陰が雪面に伸びる。 |
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15時20分、観音平へ。
無雪期は駐車場になる広場。
あちこちに鹿のふんが落ちている・・・
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観音平より編笠山を振り返る。
帰りはここから登山道を通って林道に出れば
早いはず。でも下の方で雪がグシャグシャ
だったらヤダなと思い、距離は伸びるが林道を
行くことにしたのだが・・・ |
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富士見平まではトレースは無かった・・
表面はカリカリだがズボっと潜る箇所もあり
まるで地雷原を歩いてるような気分だ。
疲れた体に非常に堪える・・・
登山道を行けばよかったと後悔。
やがて富士見平へ。
南アに雲がかかっていた。 |
途中何度も鹿の群れを見ながら、飽きるほど
長く感じられる林道歩きが続く。
一気に下ろうと思ったが、空腹から途中で
気持ち悪くなり、ザックを降ろして残りの
食料を食べたら元気になった。
やがてゲートが見えてくると
16時30分、無事下山となりました。 |
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