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始発のロープウェイに乗り、一気に
約2000mの山頂駅へ。
付近は完全にガスっており、案内板を
見て登山口へ向う。
しばし迷った後、クローズされている
本白根ゲレンデ脇の夏道らしき沿い
を登ることにする。
スノーシューを装着し、9時15分出発。 |
のっけからいきなりラッセル。
トレースは無く、新雪がタップリ。
時折GPSを見つつ、息を切らせて
急坂を登った。
途中で足が痛くなったので
スノーシューのバンドを外し休憩。 |
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樹林間に何とか歩けそうなコースを
見つけ、膝ぐらいのラッセルで進む。
雪が重く、一苦労・・・ |
うさぎの足跡。
一山越えるとようやく平になった。
すでに1時間15分が経過、夏タイム
の2倍以上かかっている・・・
平になっても深雪のラッセルが続く・・
気が焦り、ペースが掴めない。 |
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しばらく歩くと、2171ピークへの稜線
と鞍部を見下ろす場所に到着。
地形図やGPSと睨めっこしてもイマイチ
自分の場所が掴めない・・・
とりあえず見えてるピークへ向う。
この斜面で遅々として進まぬ股下
ラッセルとなり、気力も萎えてきた・・ |
すぐそこにピークが見えているが
目指す2171ではなさそうだ。
やる気を無くす。
深雪にドカっと座り、休憩する。
11時3分、ここで撤退を決意。 |
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鞍部の眺め。
諦めるのにはまだ早く頑張れば行け
そうな気もしたが、この先もずっと
ラッセルが続くと思うと気が重い。
天気も冴えないし・・・ |
簡単に登れるハズだった本白根山。
半分も来ない場所で簡単に諦める
ことになろうとは・・・・
しばらく休憩して、ふて腐れつつ
自分のつけたトレースを戻った。 |
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下山中に日が射してきた^^;
白根山湯釜方面の眺め。 |
ズンズンと下っていくと、視界が
開け、逢ノ峰が姿を現す。 |
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ロープウェイ山頂駅が見えてきた。
ホッとする。 |
天気が回復するも、上部は雲の
流れが早く、スッキリしない。 |
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下りて来た山を振り返る。
朝はガスって様子がわからなかったが
樹林帯の中を登るよりも左側の
ゲレンデから登ったほうがはるかに
楽だったかもしれない・・失敗。 |
車道に出る。
圧雪された道は気持ちいい。
せめて湯釜に寄って、白根山登ろうと
一旦は車道を歩きはじめたが、
どうもヤル気が起きず、あっさり
引き返すことにした。 |
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ロープウェイ山頂駅を横目にゲレンデ
を歩いて降りる。
天気も回復し、楽しそうに滑る
スキーヤーが羨ましい。
下界が綺麗に見渡せた。
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ゲレンデは滑りやすそうな雪質で
自分も滑りたくなった。
下りるに従い段々温かくなり
汗をかいた。
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12時45分、駐車場へ。
出発してからたったの3時間半で
戻ってきてしまった。 |