羅臼岳 8月6日 天気:晴れ

コース:木下小屋〜羅臼岳〜木下小屋



車中泊した道の駅うとろ・シリエトクは混雑して
いて賑やかなのと、持病もあってあまり眠れず
睡眠不足のまま3時起床・・・。

まだ真っ暗な中、ホテル地の涯に車を移動。
ホテル駐車場の隅に停めて、準備開始。

今日は長丁場になりそう。
4時15分、出発。
ホテルの脇を抜けると、5台程度の駐車場があり
ほどなく木下小屋です。

ここで入山届に記帳、出発。
樹林帯を登ります。

30分ほど登ると、ヒグマ注意の看板。
段々恐くなってきます。。
4時45分、オホーツク展望台へ。

樹林帯から展望が開け、ちょっとほっとします。
650M岩峰まではヒグマ多発地帯なので
ピリピリしながら登ります。

途中、数日前と思われるヒグマのお土産が
道の真ん中にありました(汗)
弥三吉水5時41分
水を補給し、小休止。

極楽平を5時56分通過。
大沢下部。
登ってきた大沢を見下ろす。
7時30分。羅臼平に到着。

眼前にドカッと見える羅臼岳を
見ながら小休止。
興奮します。

あと1時間の道のりだ。
三ツ峰岳・サシルイ岳〜硫黄山へと
続く知床連山。

いつかはこちらも縦走してみたい。
ハイマツ帯の緩斜面をゆっくり登り、しばらくすると
岩清水へ。冷水が岩から滴り落ちてます。

水量が少ないので、水場としては微妙かも。
登ってきた道と、知床連山を振り返る。
山頂直下は岩礫地帯。

最後の力を振り絞って登ります。
8時30分。1661M羅臼岳山頂へ。
下から4時間15分でした。

快晴だし、360度の大展望に感動です。

山頂は風が強く、寒い。
さすがは北の半島にある山って感じ。
南側の眺め。
北側の眺め。
三ツ峰〜硫黄山知床連山。

眼下に羅臼平。
南側。
手前に羅臼湖と、最奥に斜里岳。
南側。
左に知床横断道路が見えます。
国後島
択捉島

北方領土には、登ってみたい山が沢山あります。
(実際登れるのかはわかりませんが)

いつかその日がくるといいのですが。。
知床五湖を見下ろす。
羅臼湖を望む。
山頂からの眺めを存分に楽しんで
9時20分、下山開始。

知床連山を見ながら岩礫地帯を慎重に下ります。
羅臼平手前で、すれ違いの方から、さっき羅臼平を
ヒグマが横切ったと言われ、ビビリます。

20分差ぐらいでした。。
日常茶飯事のことらしいですが。。
9時56分、羅臼平へ。

登山者も沢山おり、一安心。
羅臼岳に別れを告げ、大沢を下ります。
硫黄山を望む。
羅臼岳を望む。
知床五湖、オホーツク海を望む。
暑さと疲れでヘロヘロになりながら
ひたすら下ります。

12時21分、木下小屋へ。
ホテル地の涯駐車場へ。
全行程、約8時間でした。

疲れのわりに、上出来です。
ウトロの知床プリンスホテルの側にある
夕陽台の湯で、汗を流します。

まだ営業前でしたが、入れてもらえました。
この日も猛暑で33度ぐらいあったので
風呂上りも汗だくでしたが^^;

休んでから、阿寒湖に向けて車を走らせます。
明日は雌阿寒岳の予定。
今宵の宿は、道の駅あいおい。

ここは近場に観光名所も無く、キャンピングカーも
少なく、広いので車中泊に最高!

廃線になった北相生駅跡地なので、鉄道や駅舎が
そのまま保存されています。

コンビニ弁当とカップ麺を食べ、明日に備えます。
心配してた羅臼岳をこなし、だいぶ気持が楽に
なりました。明日も頑張るぞ〜



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