会津駒ヶ岳 2011年4月30日(土曜) 天気:晴れのち曇

コース:滝沢橋〜会津駒ヶ岳〜滝沢橋


2004年5月7日に登って以来、7年ぶりにやって来ました。
前回はガスで何も展望が無かったので、リベンジを期待しての登山です。

前夜10時半に、ミニ尾瀬公園駐車所に到着。
星空も綺麗、明日の天気に期待しつつ車中泊。

翌朝、5時に起床、滝沢橋の駐車場に移動。
すでに数台停まってましたが、一台分スペースが
あったので、停められました。
滝沢橋のトイレの脇の橋から、通行止めになってます。
登山道への道は、まだまだ雪で覆われてます。

6時出発。
登山口取り付きまで、雪で覆われた林道を進みます。

所々腐っており、やや歩き難い。。
途中ショートカットの登山道がありますが、そのまま
林道を歩き、登山道の取り付きへ到着。

30分ほど歩いたら暑いので、カッパを脱ぎます。

懐かしい木の階段を登り、登山道へ。
最初は雪と土(泥)のミックスです。
ヘリポート跡まで急登が続きます。

森林管理所の看板が現れたところで、皆アイゼンを
装着していたので、私も装着。
実に久しぶりのアイゼンです。
装着に少し手間取りましたが、問題なし。

何だかワクワクしてきます。
12本歯を効かせながら、ブナ林の急登を進みます。

でも何だかアイゼンが重たく感じるゾ・・・
以前はそんなこと無かったような・・・
歳のせいなのか・・・
しばらく登ると、大戸沢岳への稜線が見えてきます。
この時点で、山頂までもう少しだー!!などと
思ってましたが、まだまだ先は長いです。。
ブナの森も徐々に雪解けも進んでます。
休憩せず、ひたすら登ります。
元気がいいのは最近始めたジョギングの効果かな!?
などと調子にのってます。

高度を上げると、燧ケ岳が見えました。
まだまだ、ガッツリ雪に覆われてます。
途中、喉が渇いたので、やっと休憩。
水とじゃがりこをほおばり、疲労回復。

冷えてきたので、カッパを着て再び出発。
木々も少なくなり、だいぶ標高を上げてきました。
やがて樹林帯を抜け、稜線に出ました。

まずは駒ノ小屋までトレースを辿る。
赤ポールが立ってます。

ここは風が強く、寒いです。

案外急勾配ですが、一生懸命登ります。
大津岐山への富士見林道の稜線。
雪庇が出来ており、まだまだ雪深い。

奥に燧ケ岳と右に至仏山。
ひょいと駒ノ小屋が現れました。

売店もあり、営業しています。
小屋前に置かれたベンチから、山頂をのぞむ。

あともう一息。
エッチラオッチラ登って、山頂へ到着です!!

山頂の看板は完全に埋まっています。
燧ケ岳。



西側、燧ケ岳から平ヶ岳への展望(クリック拡大↑)



平ヶ岳〜越後三山

中門岳への稜線。

中門岳まで行く予定でしたが、トレースも無く
疲れたので、今回はここまでとします。
平ヶ岳アップ。
山頂でしばらく景色を楽しんでいると、段々雲行きが
怪しくなってきます。

予報だと午後から崩れるとあったので、ギリギリいい時間
に登ってこられたようです。

燧ケ岳を眺めつつ、駒ノ小屋まで下山。
小屋前で小休止。
トイレを借りて、スッキリ。
補給をして、下山に備えます。

そうしている間にも続々とスキーヤーが登ってきます。
人気の山ですね。
今回、服装に迷いましたが、長袖Tシャツの上に半袖Tシャツ。
その上に山シャツを着てカッパを着ました。

行動中は丁度良かったですが、
山頂付近で立ち止まっていると寒かったです。

パンツは先日買ったマーモットの冬用ズボン一枚で
丁度良かったです。

この時期、晴れればTシャツ一枚ってことも
あるので難しいです。。
アイゼンを効かせながら、もとの道をガンガン下ります。
あっという間に、登りでアイゼンを装着した看板の所まで
下りてきてしまいました。

登りは大変だったのになぁ・・・。

アイゼンを外し、再び出発。
神経を使いながら、雪と泥の滑りやすい道を下ります。
無神経に下れる雪道と違い、非常に疲れを感じます。。

やがて、林道への木段へ到着し、ほっと一息。
林道の途中からショートカットの道を使いました。
ちゃんと踏み跡もあったので、登りも使えば良かったかも。。

後は林道を下り、滝沢橋のWCが見えくると駐車場です。

11時30分、到着。
トータル5時間半の山旅でした。

前回はガスで視界ゼロでしたが、今回は360度の展望が
見られて満足です。

天気もギリギリもってくれたので、助かりました。
またいつか、来たいです。



<<TOPへ  2011年INDEXへ>>