瑞牆山・金峰山 2003年11月4日(火)〜5日(水) テント1泊

1日目:瑞牆山荘〜富士見平小屋〜瑞牆山〜富士見平小屋(テント泊)


朝3時半頃自宅を出発し、一般道で瑞牆山荘に向かう。
途中あまりの睡魔に耐えられず、道の駅で仮眠。

その後、甲府市内で渋滞にはまるなどして、結局
瑞牆山荘の駐車場を出発したのは10時10分に
なってしまった。

富士見平へは、落ち葉の急坂をえっちらおっちら登る。

久しぶりの重いザックと、今日は結構暖かなので、Tシャツ
1枚でも汗だくに。

30分強で富士見平へ到着。
テントの受付をしようと小屋へ行ったが、小屋番さんは
昨日降りてしまったそうだ。

中はそれほど広くなく、だいぶ年季の入った小屋だ。

樹林帯の中のテントサイトはとても感じがいい。
奥のほうに2張りほどの大きなテントがあった。

適当な場所に張り、荷物をまとめて瑞牆山へ。

やがて樹林帯越しに瑞牆山が見えてきて、興奮する。

沢を渡ると、真中が割れたデッカイ岩が出現。
ホントにデカい。


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コース沿いには大小無数の岩が転がっているが、
どれも岩の下に木のつっかえ棒がしてある。
(支えになっていないと思うが・・)

何だかほほえましい。

岩の急坂を息を切らしながら登っていくと、
大ヤスリ岩を仰ぎ見る。結構迫力がある。

だいぶお腹も空いてきて、バテ気味なので小休止。


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やがてコースは北面を巻くと、薄暗い樹林帯になり、
何箇所かロープが張ってある場所を攀じ登る。

鉄梯子を上り、ほどなく突然空が広がり山頂に到着。
12時47分。

記念撮影をお願いし、お昼を食べる前に展望チェック開始。

八ヶ岳が綺麗に見える。
この景色を見ながら食べるお昼は最高。


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眼下に大ヤスリ岩。

山頂の南面は断崖絶壁だ。

花崗岩の一枚岩のような山頂だと聞いていたけど
ほんとにそうだった。

平日だけど、そこそこ人がいる。

南アルプスもうっすらと確認できる。

金峰山。

千代の吹き上げや五丈岩も確認出来る。

小川山。

なだらかで風格がある。

1時間ほど休んだ後、下山。
鉄梯子やロープなど、岩場の急坂は慎重に下る。

邪魔になると思いあえてストックを置いてきたが、
膝に少し違和感を感じた。

15時11分、再び富士見平小屋へ到着。
1時間15分ほどで下山。

その夜、テントはもう一張あっただけでとても静かな
一晩を過ごした。

かつてここで起きた事件が頭をよぎると、ちょっと恐かった。


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