白馬岳 2003・8・22〜23

1日目 猿倉〜白馬尻荘〜白馬頂上宿舎(テント泊)〜白馬岳
2日目 白馬頂上宿舎〜杓子岳〜鑓ヶ岳〜鑓温泉〜猿倉


1日目 8月23日(金)

八方第5駐車場に車を停める。
天気もよく、白馬連峰が朝日に照らされ山肌まで良く見えた。
今度こそ天候に恵まれるかな・・と期待する。

4人でタクシー相乗りし、猿倉へ向かう。
猿倉荘周辺の駐車場は一杯で、所狭しと駐車してある。
ちなみにタクシー代は700円、バスより安い。

登山届を提出し、6:00スタート。
林道を歩くこと1時間、白馬尻荘に到着。
ここまで結構きつかった。
ザックを置いてしばし休憩、補給食を食べる。

青空が広がり、強い日差しが降り注ぐ。
白馬尻荘から少し歩くと、雪渓が現れる。
ここでアイゼンを装着した。

しかしこの後、1度夏道 ずたいに歩くため、装着は
早すぎて失敗した。
雪渓のド真ん中に土石流の跡が・・
もの凄い大きさの穴が開いていた。
基本的に雪渓登りは直登なので、結構キツかった。
何となく後ろの人に追い付かれるのが悔しい気がして
頑張って登った。

中腹あたりでかなり冷た〜い風が吹き降ろし、
フリースを着たら、しばらくして暑くなりまくりでしんどかった。
ねぶか平、雪渓の終点。(たぶん)
ここでアイゼンを外し、沢の水で洗う。
登ってきた雪渓を振り返る。
ぞろぞろと人が登ってくる様子が良くわかった。
途中、杓子天狗菱がカッコよく見える。
お花畑まで岩のつづら折れの道が続く。
日差しが強く暑くて大変・・

日焼け対策をしてなかったので、腕と首がヒリヒリと痛くなった。
白馬頂上宿舎到着。
雪渓の水場は超冷たくて最高!
ゴクゴク飲んで腕と顔を洗い、生き返る思いがした。

テントの受付をして小屋裏のサイトに設営し、
白馬山頂へ目指す。
白馬三山が綺麗に見えた。

山頂までは結構登りがいがあったが、空身なのでスイスイ
登れた。
白馬岳山頂。

12時頃だったが、ほどよい感じで雲がかかっており、高度感の
あるアルペンチックな眺めが楽しめた。
旭岳方面の眺め。
三国境方面の縦走路
1時間ぐらい山頂でノンビリした後、天場へ戻る。
日焼けが酷く、腕など触ると痛くて大変な状態になっていた。

天場にはだいぶテントが増えていた。



夕方、稜線へ出てみると雲が取れ、剣・立山連峰が姿を現す。

絶対見たいと思っていたので嬉しかった。



その後、天場にやってた60位のおっさん。
k西学院大学のパーティーを捕まえ、ビールをおごったりして
暗くなるまで自分の山自慢、人生観を学生相手に永遠と講釈たれる・・・。
ようやく自分のテントに戻ったと思ったら、今度はラジオの音を大きくして
演歌をテン場に響き渡らせていた。
おかげで早く寝たかったもののうるさくて寝られない。

その後、彼は寝付かれないのか、また大学生のテントに潜り込み
自分の人生観の話をず〜〜っとしていた。

彼はこう言ってました。
「人生はルールを守った上で、自由に生きる事が出来るんだ!」と。

そのまま言い返してやりたかった。


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