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八ヶ岳山荘の駐車場で慌てて準備。
奥まで車で入れなかったぶん、時間がキツく
なると思い、6時20分慌てて出発。
赤岳山荘に向かう林道はだいぶ雪が融けて
いて、頑張れば車でも行けたかなぁ・・
と後悔する。
部分的にかなり凍っていたが。
朝一は息が上がる・・ |
猛スピードで歩いたせいか、40分程で
やまのこ村に到着。
朝日に照らされ、前方に阿弥陀岳??
が見えてくる。 |
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美濃戸山荘を過ぎると登山道に入り、雪の
締まったなだらかな登り坂をガンガン登る。
しかし林道で飛ばし過ぎたせいかペースが
あがらない・・
最近の悩み事が頭の中をグルグル回り
精神的にも参ってしまう・・
ふと樹林帯から御嶽山?が見え、おお〜
っと感動。
やる気が一気に出てきて復活! |
かなりの人が入山しているようで、
トレースはバッチリ。
時折、雪の上に小用の跡があり幻滅><
頼む、雪かけて隠せ〜 |
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眼前に赤岳が姿を現す。
(この時は何の山だかわかりませんでした^^;) |
8時44分、行者小屋へ。
テントが数張あった。
雪に照らされ非常に眩しい><
最近買ったサングラスを装着。 |
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行者小屋より硫黄岳。 |
北ア南部のパノラマ。
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ここでアイゼンを装着し、ストックをピッケルに
持ち替え、文三郎尾根へ向かう。 |
最初の樹林帯の急坂ですご〜く息があがる。
アイゼン歩きにくい・・・
おまけに両かかとが靴擦れを起こし
辛い道中に・・・
文三郎尾根を見上げる。
風はなさそうだし大丈夫そうだ。 |
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樹林帯を抜けると鎖場の急登。
ガニマタ歩行で少しずつゆっくり登る。
雪は締まっていて歩きやすい。 |
鉄格子状の階段は雪で覆われており
踏み跡のついた脇を通過。 |
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中岳・阿弥陀岳を望む。
迫力あるなぁ・・
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文三郎尾根中腹から行者小屋を見下ろす。
随分登ってきたなぁ・・と感激。 |
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岩登りしてる人たちがいました。 |
はぁはぁ喘ぎながら登って行くと
いつの間にか展望が広がっていた。
中央アルプスのパノラマと、手前右に
富士見パノラマスキー場。
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トレースを辿り阿弥陀岳への分岐で
先行者を抜かす。
風が強く寒いので、オーバージャケットを
着つつ水をガブ飲み。 |
南アをバックに権現岳。
雄大だ〜 |
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やがて岩と雪のミックスになり、アイゼンを
ひっかけないよう気をつけた。
踏み跡を慎重に追うが、鎖があるので
ルートに迷うことはなさそうだ。 |
権現岳との分岐へ。
東側の展望が開けた。
鉄階段を上り山頂まだかなぁ〜と
思っていると・・・ |
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10時30分、赤岳山頂へ。
わりとあっさり着いてしまった感じ。
下から4時間でした。
写真をパチパチ撮り、展望を楽しむ。
エビの尻尾は無く、春山の雰囲気。 |
御嶽山はちょっとガス。 |
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奥に南ア、手前に権現岳。
迫力あって感動〜
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数名のパーティーがいました。 |
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赤岳頂上小屋。
ホントに頂上にあるんだぁ。。
つららから水がしたたり落ちていたので
すでに厳冬期の寒さはなかった。
岩陰に座り、パンをむさぼり小休止。 |
南八つを望む。
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奥秩父方面を望む。
右奥に金峰山が確認出来た。
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赤岳展望荘を見下ろしながら下山。
かなり急な坂だ。
気温が上がり雪がゆるんでいて、気をつけ
ないとズルっといきそう・・
ちょっとした稜線歩きで、アルペン気分に
浸ってしまう。
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赤岳展望荘から赤岳を望む。
あんな急斜面降りてきたのかぁ・・
としみじみ。。 |
赤岳展望荘から少し歩くと地蔵尾根の分岐へ。
後ろは二十三夜峰かな?
単独の縦走者が見えた。 |
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地蔵尾根は岩だらけの、尾根なの?
と言わんばかりの急斜面だ。
部分的には鎖につかまりながら慎重に
降りなければならない。
雪がヤワくなっているので、アイゼンワーク
に気をつける。 |
登ってきた文三郎尾根を望む。
あんなとこ登ったの!?と思ってしまう。 |
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地蔵尾根中腹より、中岳と阿弥陀岳を望む。
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岩の急斜面が終わり樹林帯に入ると一安心。
尻セードをちょこっとしながらガンガン下る。
かなり暖かで汗がにじむ・・・ |
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再び行者小屋へ。
山頂から50分程かかった。
この暖かさで屋根の雪が融け
さかんに水が流れ落ちていた。
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行者小屋前から赤岳を望む。
アイゼンをしまい、ピッケルをストックに
持ちかえる。
オーバージャケットも脱ぎ、水をガブ飲みし
小休止してから再び歩き出す。 |
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南沢が近づくと登山道にも土が見え始める。
朝は凍っていた場所も、融けてヌカルミに
なり、なるだけ雪の上を選んで小走りに下る。
途中でフリースを脱ぎ、アンダーと山シャツで
丁度良かった。
行者小屋から50分で美濃戸山荘に到着。
随分飛ばした。
ここで水を補給し、小休止。 |
朝はカチンカチンの林道も、だいぶ融けて
ヌカルミの場所が多く難儀する。
轍は川と化した。 |
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ダラダラ歩いて、13時48分美濃戸口へ到着。
約7時間30分の登山だった。
八ヶ岳山荘で駐車料金500円を払い、帰り支度
をして埼玉の自宅まで帰路につきました。
思ったより時間もかからず、好天にも恵まれ
満足いく山旅でした。
来年は阿弥陀岳に登りたいなあ・・・ |