雨飾山 04年7月25日(日曜)

コース:雨飾高原キャンプ場〜雨飾山〜雨飾高原キャンプ場


前日までの登山の疲労が結構溜まっていて足も随分筋肉痛だ。
今日あと一つ登れば終わりだな〜と思い、頑張って雨飾山へ挑戦です。

起きると駐車場にはすでに沢山の車が
停まっている。

身支度を済ませ、4時36分出発。

登山道入り口の東屋に登山届を提出し
木道を歩く。
朝から雷が遠くでゴロゴロ鳴っている。
山頂で鳴ってたらどうしよう・・・と不安がよぎる。

雲行きも怪しく、いつ雨が降っても
おかしくない状態だ。
木道を過ぎブナ林の中の急登が続く。
道は滑りやすく、大勢の登山者で踏み固め
られてしまっている。
明らかにオーバーユースだと思う。

1時間15分程で、荒菅沢に到着。
登山者がみな休憩している。
視界がなかったぶん、遠くに山々が見え
少しほっとする。

ここで水を補給。道は対岸に渡るのだが
間違って沢を登り始めた自分は、他の方に
こっちだよ〜と教えて頂き助かりました^^;;

よく確認しないといけませんね・・

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なおも急登が続く。
とにかく急登。
やがて樹林帯を抜け、稜線に出る。

ガスっていて何も見えない。

稜線はお花の宝庫で、ガスの中鮮やかに咲いていた。

 

 


ガスの稜線を進みます。
こんな梯子も登場。

早くも下りてきた人とすれ違う。
一体何時に出たんだろう・・・
土が剥き出しのツルツルになった場所は
ロープが張られている。
下りが恐そうだ〜
金山方面との分岐。
お花に囲まれた緩やかな
尾根を歩きます。
雨飾山荘方面との分岐。

かなりドデカイ標柱です。
今日の天気では降り返っても
何も見えません><
展望がないぶんお花を見ながら
歩くのが楽しいな〜
7時19分。雨飾山へ到着。
下から約2時間50分ほどでした。

相変わらす展望はなく、遠くで雷ゴロゴロと。
先行者の鈴の音がずっと聞こえていたはず
なのに、山頂に着くと自分だけだった。
何故だ???

石に腰掛け、補給食を食べる。
自分だけの山頂を満喫。
標識の足元にお地蔵様が。

無事に下りられますように、手を合わせた。

15分ほど休んで、下山する。
わりと近くで雷が鳴ってるので
急いで下る。

雨もパラついてきて、ガスも濃くなってきた。

下からは続々と登山者が登ってくる。
すれ違いにも神経を使うなぁ・・
雨が本降りになってきたところで雨具を着ようと
ザックの中を探したが、忘れてきたようだ^^;

樹林帯の中まで来たので、まぁ大丈夫だろうと
思い、ザックカバーだけして出発。

こんなとこ下ってきたのか〜といわんばかり
の急登を慎重に下る。

途中滑ってコケてしまった。。。
1時間程下ると、荒菅沢に到着。

朝よりガスが濃くなってきた。
雨は激しく降ったり止んだりの繰り返し。

ブナの葉にバラバラと落ちる雨の音を
聞きながらどんどん下っていく。
全然濡れなくて快適。

疲れてきて、立ち止まる回数も増えてきた。
木道に出て、しばらくすると
9時46分、雨飾登山口へ到着。

下は雨が降った跡があるが、すでに
あがっていて天気も回復傾向にあるようだ。
4日間穿き続けたズボン。
コけたりヤブコギしたりで泥だらけに
なってしまいました。

この後、雨飾荘にある露店風呂に入り
汗を流しました。

料金はこころざしですが、非常に快適な
お風呂なのでお勧めです^^


4日間に渡る北信越の百名山巡りがやっと終わりました。
おおむねお天気にも恵まれ、トラブルもありましたが満足
出来る山登りが出来たと思います。

帰りは妙高高原に戻り、長野を抜け菅平を通り
軽井沢を走って埼玉県の自宅まで7時間かけて帰りました。

おわり


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