浅間山 04年5月18日(火)

コース:車坂峠〜中コース〜草スベリ〜浅間山〜Jバンド〜黒斑山〜表コース〜車坂峠


前夜23時に車坂峠に到着、夜景が綺麗に見える場所に車を停め車中泊。
意気込みは4時出発だったが、起きたら5時だった。
身支度を済ませ、5時半出発。


車道を5分程登り、車坂峠へ。

ここから一番短時間で登れる中コースへ向かう。
前日か、かなり雨が降ったらしく
ヌカるんでいる場所も多い。

伐採された枝が登山道に散乱していた。
稜線に出ると展望が一気に開ける。

トーミノ頭に向かってひと登り。
トーミノ頭。

一番乗りだと思ったが、早くも先行者がいた。
草スベリを見下ろす。

かなり急そうだ。
その名の通り、滑りやすい草スベリを
慎重に下り、湯ノ平高原へ。

ここで火山館との分岐になる。
湯ノ平高原から10分ほど平らな道を歩き
浅間山への登山道へ。

ゴメンなさいと思いつつ、トラロープを越える。
樹林帯を抜け、荒涼とした浅間山の斜面を登る。

風が冷たく、油断して手袋持って
こなかったのを後悔。



振り返ると、トーミノ頭〜黒斑山〜蛇骨岳〜Jバンドの山並み。

前掛山との分岐へ到着。

トラロープの脇を抜け、浅間山頂へ。
火口の淵に登った瞬間、圧倒された。
トンでもなくバカデカイ。

硫黄ガスが流れてきて目が痛くなり
慌てて淵から離れる。

最高点に向かい稜線を進んだ。



クリック拡大→
火口の底からだけでなく、岩肌からも硫黄ガス
が噴出している。

幸い風下だったので、異様な景色を見ながら
火口の淵を歩く。
しかし、最高点まであと100mというところで、風下
になってしまい、硫黄ガスがどんどん流れてくる。

目が痛い・・喉が痛い・・軽い頭痛が・・・><
どうしても最高点を踏みたい!しかし、これ以上
進んだら危険と判断し、来た道を引き返した。

充分満足だ。


▲前掛山のパノラマ(クリックしてね)▲


前掛山との分岐に戻る途中、避難小屋に寄る。

きっと噴火したらこんな小屋イチコロだろう・・・
さて、ここから第2ステージ。
賽の河原まで降り、Jバンドから黒斑山まで縦走だ。

火口を背に岩ゴロゴロの道を下ると、続々と
登山者が登ってきた。

早いね〜と皆に言われる。



クリック拡大→
途中ショートカットして賽の河原へ。
Jバンドへの登りを前に大休止。

うす曇りで日差しも丁度良く、ノンビリとした
雰囲気の中、ドーナツパンをほおばる。

人もおらずご機嫌なひととき。
先ほどまでの頭痛もすっかり無くなった。
賽の河原から、これから登るJバンドを見上げる。
ゴツゴツした岩の急坂を少しづつ登ると、稜線へ。
少し東に行ったところにJバンドの標識があった。

浅間山をバックにパチリ。
Jバンドから、これから登る
仙人岳方面の稜線を望む。
四阿山と嬬恋村の畑を望む。

四阿山の雪はすっかり融けていた。


←クリック拡大
仙人岳。

標識が無かったが、三角点があったので
仙人岳とわかった。
蛇骨岳への稜線を望む。
蛇骨岳。
蛇骨岳から歩いていた稜線を振り返る。

蛇骨岳を過ぎると浅間山方面が切れ落ちた
稜線となる。

ちょっぴり注意しながら進む。
約20分で黒斑山へ。
山頂には3人ハイカーがいた。

記念撮影をして、山頂を後に。



クリック拡大→
トーミノ頭へ戻ると、ハイカーが続々登って来る。

帰りは表コースを選び、バテバテ
しながらひたすら下った。

車坂峠方面、浅間2000スキー場を望む。
途中、上り返しにウンザリしつつ
ダラダラ下ると車坂峠へ着いた。

行動時間7時間30分程だったが
何だかバテてしまった。
夏山に向け、少し運動しないとマズイと感じた。

車まで少し歩き、着替えて自宅まで
4時間半運転して帰りました。



浅間山は湯ノ平高原から先は入山禁止となっており
山頂付近はガスも発生している為、危険です。
万が一この日記を読み、出かけて事故等起こしても
管理者は何ら責任を負いません。
どうしても入山したい方は、規制が解除されるまで
じっと我慢で待ちましょう。安全第一です。




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