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目覚まし通り3時半に起き、ボーっとしながら
身支度をする。
他にも出発する人がいるらしく、準備していた。
4時9分、まだ薄暗い中ヘッドライトを点けて
出発。長い一日の始まりだ。 |
行程が長いことを念頭にいれ、焦らずゆっくり
樹林帯のなだらかな道を登る。
4時58分、夜叉神峠へ到着。
白峰三山が朝日に染まり、とても綺麗だ。
アルプスに来たんだな〜と実感する。
やる気もUP!
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夜叉神峠から一旦下り、急登をゆく。
樹林帯越し、西面に富士山が見える。 |
途中オッきい用を足し、再び歩きだし時
何かいるなと思った瞬間、すぐ前方に
カモシカ出現。
まだ子供なのか、かなりの至近距離ながら
逃げもせず、ツブらな瞳でこちらを見ている。
襲ってくる様子もないので一安心^^;
人馴れしてるのかなぁ・・ |
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6時5分、淡々とペースを守り、杖立峠へ。
地図だと夜叉神峠から2時間とあったが
1時間ちょっとで着いてしまった。
やや拍子抜け・・と共に、これならピストン
可能だなと思った。
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小休止の後、再び歩き出すと、またまた
カモシカ出現。
今度も登山道脇に座り、逃げる様子もない。
こちらをじっと見ていたが、そのうち草を
食べたりして俺に関心なさそうだった^^;
それにしても多いなぁ・・ |
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樹林帯をひょっこり抜けると、火事場跡へ。
再び白峰三山が眼前に広がる。 |
岩ゴロゴロの開けた尾根道をしばらく登ります。 |
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樹林帯に入り、下を見ながらゼェゼェ登って
いると、ふと前方に気配を感じる・・・
視線を起すと、真ん前にカモシカがこちらを
向いて立っているではないか〜
ビックリして思わずオワ〜と声を上げると、
ぴょんと登山道の脇に飛び、こちらを見ている。
大人のカモシカのようで、体格がいい。
身動ぎせずこちらをジ〜っと見ている・・・
色々話し掛けたが反応が無い・・・ |
7時18分、苺平へ。
南御室小屋までもう少しだ。 |
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7時40分、南御室小屋へ。
水場で冷たい水を補給し、小休止。
天気が良かったせいもあり、とてものんびり
した雰囲気。ここでテントも楽しそう。
小屋番さんにカモシカが何故人馴れ
してるのか尋ねたら、元々警戒心が弱く
逃げないとのことだった。
ちなみにニホンカモシカは
警戒心が強いそうです |
南御室小屋からは打って変わって急登に。
ペースを乱さないようゆっくり登る。
ガマの岩から東面の展望が良い。
白峰三山を望む。 |
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稜線に出ると日差しが眩しく、サングラス装着。
遥か彼方に広河原を発見!
今年は南ア林道開通するのかなぁ・・と
思いが巡る。 |
白砂利と岩の稜線を、薬師岳目指して進む。 |
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薬師岳小屋手前から仙丈ケ岳を望む。 |
8時50分。薬師岳小屋へ。
稜線の鞍部に建てられており、
山小屋独特の匂いがした。
まだ土日営業のみのようだ。 |
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8時58分、薬師岳へ。
ここまで来て少しほっとする。
小広い山頂からは白峰三山が素晴らしい。
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雲海の向こうに金峰山を望む。 |
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観音岳手前から富士山を望む。
ここで今日始めて登山者とすれ違う。
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観音岳から八ヶ岳を望む。 |
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9時26分、観音岳へ。
岩の上からは360度の大展望だ。
移動したせいで少しづつ白峰三山の
展望が変わっていくのが面白い。 |
右に地蔵岳と、奥に甲斐駒ケ岳を
見ながら地蔵岳へ向かいます。
観音岳から荒地を一気に下った後、
再び登り返すので結構キツイ。
帰りが思いやられる・・・
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何度も立ち止まりながらも、10時30分
地蔵岳へ。やっと着いた〜
目の前で見るオベリスクはデカい!
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最高点に立たないと気がすまない性格なので
ストックを置きオベリスクへ挑戦。
踏み跡を辿りつつ山頂直下の
岩場まで何とか辿り着いた・・・
最後の岩場にはロープがかけられて
いてシメた!!と思ったが、その手前の
岩場を登れず素直に諦め断念した。
(登れそうだったが帰りがヤバそうだった) |
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オベリスク山頂直下から賽の河原を望む。 |
再び賽の河原へ戻り、昼食にする。
オベリスクで結構時間を使ってしまった。
すでに出発してから7時間近く経っている。
寝不足もあり軽い頭痛も・・・
眠いし頭がぼーっとする。
賽の河原からお地蔵様と甲斐駒ケ岳を望む
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11時15分、昼食を済ませ再び出発。
地蔵岳からは白峰三山がカブって見える。
北岳の大樺沢がハッキリ確認出来た。 |
観音岳へは悶絶の登り返しが待っていた。
足もかなりキている、一歩が非常に重い。
観音岳手前から地蔵岳を振り返る。
12時を堺に雲が出始め、まるで夏山のような
天気になった。 |
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薬師岳から観音岳への稜線を振り返る。
雲がかなりかかっている。 |
薬師岳を過ぎればあとはガンガン降りて
南御室小屋へ。(12時47分)
ベンチで少し横になり、水場で汲んだ
おいしい水で喉を潤す。
ここまで来れば、何とか帰れるなぁと一安心。
苺平への登り返しが体に堪え、火事場跡の
稜線は岩ゴロゴロで疲れた足に堪える。
杖立峠へのなだらかな下りを淡々と歩き
夜叉神峠手前の痩せ尾根の急坂をエッチラ
オッチラ下る。 |
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夜叉神峠へ着く頃には、足の裏や
膝の痛みがダイブ酷くなる。
指先の痛みはかなりで、すぐにでも靴を
脱ぎたかった。
やがて夜叉神峠へ到着(3時46分)。
雲で白峰三山はすっかり見えなくなっていた。
ベンチに座り休むと、虫がブンブン寄ってくる。 |
夜叉神峠から小走りに下ったら、
膝の痛みが酷くなってきた。
まだかまだかとダラダラ歩くと
4時18分、夜叉神車道へ到着;;
やっと着いたぁぁぁ〜
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通行止めが続く南ア林道のゲート。
南御室小屋のHPだと、6月中旬から
開通すると書いてありました。
今年の南アは賑わうことでしょう。 |