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まだ薄暗い駐車場を4:08分出発。
ヘッドライトを点け林道を歩き、竹宇駒ケ岳神社
を過ぎ、尾白川にかかる吊り橋を渡り登山道へ。
この吊り橋、結構揺れてビビる。
今日は距離も長い、標高差が2200mあるので
焦らずゆっくり進む。 |
早くも後続が来て、2人抜かしていった。
みんな凄いスピードで登っており、健脚揃いな
コースだと思った。(自分は違うが)
気力が沸かず辛い登りだったが、励まされる
思いがしてエンジンスタート。
40分程経つとダイブ明るくなる。
綺麗な新緑歩きとなった。 |
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3時間程で刃渡りへ。
難所とされているが別に大したことはない。
一気に展望が広がった。 |
甲府方面を望む。
朝靄がかかっている。 |
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地蔵岳を望む。
先週登ったので何だか感慨深い。 |
刃渡りを過ぎると、斜面をトラバースするように
階段が着けられている。
ストックをしまい慎重に登る。 |
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7時30分、刀利天狗へ。
ベンチに腰掛け小休止。
下りて来た気のいい兄チャンとしばし談笑。
夜の8時に登り、朝4時に着いたそうだ。
独りで真っ暗闇登るなんて真似出来ないなぁ
先週は奥多摩駅から三峰まで10何時間かけて
登ったそうです^^; |
刀利天狗からは、なだらかな道を進む。
五合目小屋手前で甲斐駒が姿を現した。
まだ結構あるなぁ・・と複雑 ^^; |
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8時8分、五合目小屋到着。
下から丁度4時間だ。
この小屋は使われてないようで廃屋といった
感じだ。裏手に誰かのレリーフがあった。 |
五合目小屋を過ぎると急斜面の連続。
這いつくばる様な斜面に着けられた
階段が次々と現れる。
アイゼンで引っかいた跡が沢山あり、ササクレに
気をつけないと指が刺だらけなりそうだ。 |
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垂直の岩場に着けられた階段では
握る手にも力が入る。
結構デンジャラスな鎖場もあり、刃渡りより
よっぽど恐いじゃん!と思う。
しかし結構面白い・・・ |
8時50分、七丈小屋へ。
日はすっかり昇り、日差しが眩しい。
小屋前まで水が引かれ大変助かった。
しばし小休止・・・ |
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第二小屋は真新しい。 |
第二テント場から南面を望む。 |
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やがて樹林帯を抜けると岩稜帯となり、
ギラギラと日差しが照りつける。
9時40分、八合目御来迎場。
ここから下界が綺麗に見渡せる。
山頂見えれど中々近づかず・・・ |
勾配のある狭い岩場を通過。
疲労度DX
段々腕時計の高度計を頻繁に見る
ようになる。かなりキツい〜 |
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駒津峰方面との分岐から仙丈ケ岳を望む。
山頂までもう少し! |
10時45分、甲斐駒ケ岳山頂へ。
下から6時間34分でした。
山頂には数人居るだけだ。ノンビリ昼食にする。
暫らくして6時に駐車場を出てきたという人が
登ってきた。早いなぁ・・
山頂から自宅が見えるらしく、地元の人らしい。
携帯が通じるので、知り合いに
電話やメールをした。 |
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地蔵岳、観音岳と後ろに富士山を望む。
右に早川尾根。クリック拡大 |
中央に御嶽山を望む。
クリック拡大 |
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中央アルプスを望む。クリック拡大 |
八ヶ岳を望む。クリック拡大 |
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手前に鋸岳と北アのパノラマ クリック拡大 |
手前に北岳と南アの山並み クリック拡大 |
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前回鳳凰三山縦走の時に足裏が痛くて辛かった
ので、休憩中に靴を脱ぎ足をリラックス。
これって結構疲労回復。
オニギリを3個ほおばり、じゃがりこ1箱食べて
満腹に。写真を撮ったりしながらまったり過ごす。 |
ぼちぼち周りの人も下山し始めた。
自分も1時間程休んだので
11時45分再び出発。
駒津峰方面に下る登山者を見下ろす。 |
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下りはどうもペースがつかめない。
登りはさほど感じなかった岩場も、下りは
足場に気を使い結構疲れる。
途中でお腹が痛くなり、岩陰で失礼した^^;
それにしても長い長い道のりに感じられる・・ |
13時、やっとこさ七丈小屋へ。
天場にはペグが綺麗に用意されてます。
木陰で座り、水を補給し休憩。
バテ気味だ。 |
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次の休憩ポイントを五合目に定め、下山。
かなり激しい梯子や鎖場の通過に神経を使う。
体も疲れているので注意しながら下りた。 |
13時48分、五合目小屋へ。
甲斐駒を眺めながら随分下りてきたなぁ・・と
しみじみ感じる。木陰を見つけ小休止。
軽い頭痛がする・・お昼の時にずっと日なたに
居たのがいけなかたのかも。
重い腰をあげ、再出発。 |
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五合目小屋からしばらく登り返しが続き、
あとはなだらかな下り坂をガンガン下る。
30分程で刀利天狗に着き、さらに進んで
刃渡りまでどんどん進む。
気温が高いので午後にはガスが出るだろうと
思っていたが、雲ひとつない天気が続く。
刃渡りから八つを望む。 |
刃渡りから金峰山方面を望みます。 |
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さらに1時間弱進むと横手と白須の分岐へ。
白須方面は登山道が崩落しクローズされて
るので、横手方面へ10分程進んでから
道標に従い冬道を進みます。 |
曲がりくねった道を、足裏の痛みと戦いつつ
頻繁に高度計を見ながらまだかまだかと下る。
沢の音がまじかに迫った頃、朝の吊り橋へ。
やった〜〜
観光客が沢山いてちょっとビックリ。
山の私はやや浮いてるかも・・・ |
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しばし林道を歩き、16時37分駐車場へ。
登り6時間34分、下り4時間52分。
休憩含め12時間29分の長丁場でした。
今回は膝痛もさほどなく、アンダーを変えたので
股ずれも起こらずで、長時間山行対策は
効果アリ。
鳳凰三山の時よりも多少楽に感じたかな?? |
帰りに韮崎で渋滞に掴まり、この先どうやって
帰るんだよ〜と思ったが、暇だったので富士を
パシャパシャ撮りながら暇潰し。
その後は酷い渋滞もなく、5時間ちょい
運転して帰路につきました。 |
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