巻機山 04年9月13日(月)

コース:桜坂駐車場〜割引沢〜ヌクビ沢出合〜割引沢〜割引岳〜巻機山〜井戸尾根〜桜坂駐車場




前日の夕方、塩沢市内から巻機山を見る。
すっきり晴れているようで、明日が楽しみだ。

トラックステーションに車を停め、車中泊。
朝起きたら薄ら明るく、すでに5時を回っている。
慌てて車のキーを回し桜坂駐車場へと向った。

清水の集落を抜け、狭い道をクネクネ
進むと駐車場に到着。

身支度をしてパンをかじり、6時出発。
井戸尾根との分岐を分け、樹林帯の中を進む。

1月ぶりの登山で、何だか調子が掴めない・・
やがて割引沢の巻き道との分岐へ。

巻いてはツマラナイので、割引沢へと進む。
基本的には沢の右岸につけられた急登を進む。

沢登りみたくなったり、沢を巻いたりの繰り返し。
ロープが張ってあるトラバースもあり、チョッピリ
緊張・・。ダブルストックがわずらわしい。
振り返ると谷川方面の展望が広がる。

尖がってるのは大源太山だろうか・・
50分程登ったとろでアイガメノ滝を見上げ
ながら小休止。沢の風が心地よい。

道は滝の左側を巻くように登っていく。
岩が濡れている所は非常に滑りやすく緊張。

かなりの急登で息が切れる・・・
アイガメの滝をパスし、岩ごろごろの道を
よじ登ったりしながら前進。

中央の尖がってるのは天狗岩。
7時15分、割引沢とヌクビ沢の分岐へ。

割引沢コースへ進む。
ゴロゴロ岩の割引沢を見上げる。

ストックをザックにしまい、天狗岩を右手に
見やりながらガンガン登ります。
やがて天狗尾根取り付きへ。

ここから沢の上の濡れた岩を攀じ登るのだが、
非常に滑りやすく、下手するとスッテンコロリン
崖下へ間ッ逆さまになりそうだ^^;

年季の入った鎖にしがみつきつつ、進みます。
岩がようやく終わったぁ・・と思ったら、
足場の悪い、草付きの超急登。

斜面にへばりつくような登りに汗もほとばしる。
ここは本コース一番の難所だ。

あまりの急登に、足も止まる回数が増えて
来た頃、展望が開けた場所に出る。

谷川連峰がドドンと見えた。
ようやくなだらかな稜線に出て一安心・・
と思ったら、今度は日差しが暑い^^;;
谷筋は日陰で風も涼しかったのに・・・

割引岳を正面に見ながら進みます。
目標物が見えると元気も出てくるゾ!?
天狗の池

とても綺麗な池塘です。
天狗尾根を振り返る。
9時50分、割引岳山頂へ。

あぁ凄い展望!下から4時間かかって
バテバテだが、苦労が報われる瞬間だ。

後ろに見えるのは巻機山。
六日町方面を見下ろす。
裏巻機登山道の稜線。
八海山方面の眺め。
残念ながらモヤっている。

そのうち越後三山に登りたいので興味深々・・
記念撮影をし小休止の後、巻機山へ。

気持ちの良い稜線を進む。
日差しが強く暑いのが辛い><
木道をトコトコ歩く手くと、ふいに開けた場所へ。
ニセ巻機との分岐だが、何故か「巻機山山頂」
の標識があるぞ!?

地図だと10分ほど進んだところが最高点
になっているので、行ってみることにする。
池塘。
木道をトコトコ歩きます。

気持ちイイ〜
最高点と思われる場所には、「巻機山」の
標識があるだけだ。
三角点を探したが、見つからず・・・


ここで記念撮影をして頂いた方が、同じ日に
ご夫婦で登られていたkuroさんだと偶然にも
Hgさんのサイトでわかり、後にビックリ〜!!

住まいもご近所・・いや〜驚きでした。
牛ヶ岳方面へ少し進むと、朝日岳方面への
縦走路分岐がある。

地図にもない、残雪期に歩かれるコースだが、
自分もいつかそうゆう重厚な登山にチャレンジ
出来たらいいなと思った。
牛ヶ岳を望む。

チョッピリ行きたくなったが、バテ気味なので
戻ってお昼にすることに。
再びニセ巻機との分岐へ戻り、空いてるベンチに
こしかけて、クリームパンをほおばる。

先ほどのkuroさんご夫婦が戻って来て、
少しお話をする。

昼寝しようと横になったが、暑くてたまらん^^;
少し休んでから、下山することにする。
山頂直下から避難小屋への稜線。



←クリック拡大
避難小屋へ向け、木道の稜線を歩きます。

正面はニセ巻機。
巻機山避難小屋。トイレもある。
周りにティッシュが捨ててあり、漂うニオイに
ちょっとウンザリ。

小さな入り口があったが、開かなかった。
避難小屋からひとのぼりで、ニセ巻機。

西側の展望がいい。
ニセ巻機から左に割引岳・右に巻機山を見る。

なるほど。すっかり山頂かと思っていると
その先にドデンと本物が構えているわけだ〜。
尾根を下る。
七合目。

ここでちょっくら小休止。
七合目を過ぎ、樹林帯へ入るといくらか
日差しがやわらいだ。

ジグザグの急坂を下る。
六合目から割引岳とヌクビ沢を望む。

左の尖っているのが天狗岩。
五合目を過ぎると綺麗なブナ林が続く。

すっかり疲れが出て、ペースが落ちてきた。
水筒の水も飲みきって、あとは下まで下るだけ。
登山道から林道に出て、少し歩いて割引沢
との分岐と合流すると、すぐに駐車場に出る。

13時45分、到着。

増えた体重のせいかスッカリバテてしまったが、
久々に登山したな〜という気分になれました^^

帰りは17号をぶっ飛ばし、5時間でさいたまの
自宅へ着きました。




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