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前日の夕方、塩沢市内から巻機山を見る。
すっきり晴れているようで、明日が楽しみだ。
トラックステーションに車を停め、車中泊。 |
朝起きたら薄ら明るく、すでに5時を回っている。
慌てて車のキーを回し桜坂駐車場へと向った。
清水の集落を抜け、狭い道をクネクネ
進むと駐車場に到着。
身支度をしてパンをかじり、6時出発。 |
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井戸尾根との分岐を分け、樹林帯の中を進む。
1月ぶりの登山で、何だか調子が掴めない・・ |
やがて割引沢の巻き道との分岐へ。
巻いてはツマラナイので、割引沢へと進む。 |
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基本的には沢の右岸につけられた急登を進む。
沢登りみたくなったり、沢を巻いたりの繰り返し。
ロープが張ってあるトラバースもあり、チョッピリ
緊張・・。ダブルストックがわずらわしい。
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振り返ると谷川方面の展望が広がる。
尖がってるのは大源太山だろうか・・ |
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50分程登ったとろでアイガメノ滝を見上げ
ながら小休止。沢の風が心地よい。
道は滝の左側を巻くように登っていく。
岩が濡れている所は非常に滑りやすく緊張。
かなりの急登で息が切れる・・・ |
アイガメの滝をパスし、岩ごろごろの道を
よじ登ったりしながら前進。
中央の尖がってるのは天狗岩。 |
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7時15分、割引沢とヌクビ沢の分岐へ。
割引沢コースへ進む。 |
ゴロゴロ岩の割引沢を見上げる。
ストックをザックにしまい、天狗岩を右手に
見やりながらガンガン登ります。
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やがて天狗尾根取り付きへ。
ここから沢の上の濡れた岩を攀じ登るのだが、
非常に滑りやすく、下手するとスッテンコロリン
崖下へ間ッ逆さまになりそうだ^^;
年季の入った鎖にしがみつきつつ、進みます。 |
岩がようやく終わったぁ・・と思ったら、
足場の悪い、草付きの超急登。
斜面にへばりつくような登りに汗もほとばしる。
ここは本コース一番の難所だ。
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あまりの急登に、足も止まる回数が増えて
来た頃、展望が開けた場所に出る。
谷川連峰がドドンと見えた。
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ようやくなだらかな稜線に出て一安心・・
と思ったら、今度は日差しが暑い^^;;
谷筋は日陰で風も涼しかったのに・・・
割引岳を正面に見ながら進みます。
目標物が見えると元気も出てくるゾ!? |
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天狗の池。
とても綺麗な池塘です。 |
天狗尾根を振り返る。 |
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9時50分、割引岳山頂へ。
あぁ凄い展望!下から4時間かかって
バテバテだが、苦労が報われる瞬間だ。
後ろに見えるのは巻機山。
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六日町方面を見下ろす。 |
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裏巻機登山道の稜線。 |
八海山方面の眺め。
残念ながらモヤっている。
そのうち越後三山に登りたいので興味深々・・ |
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記念撮影をし小休止の後、巻機山へ。
気持ちの良い稜線を進む。
日差しが強く暑いのが辛い>< |
木道をトコトコ歩く手くと、ふいに開けた場所へ。
ニセ巻機との分岐だが、何故か「巻機山山頂」
の標識があるぞ!?
地図だと10分ほど進んだところが最高点
になっているので、行ってみることにする。
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池塘。 |
木道をトコトコ歩きます。
気持ちイイ〜 |
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最高点と思われる場所には、「巻機山」の
標識があるだけだ。
三角点を探したが、見つからず・・・
ここで記念撮影をして頂いた方が、同じ日に
ご夫婦で登られていたkuroさんだと偶然にも
Hgさんのサイトでわかり、後にビックリ〜!!
住まいもご近所・・いや〜驚きでした。 |
牛ヶ岳方面へ少し進むと、朝日岳方面への
縦走路分岐がある。
地図にもない、残雪期に歩かれるコースだが、
自分もいつかそうゆう重厚な登山にチャレンジ
出来たらいいなと思った。 |
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牛ヶ岳を望む。
チョッピリ行きたくなったが、バテ気味なので
戻ってお昼にすることに。 |
再びニセ巻機との分岐へ戻り、空いてるベンチに
こしかけて、クリームパンをほおばる。
先ほどのkuroさんご夫婦が戻って来て、
少しお話をする。
昼寝しようと横になったが、暑くてたまらん^^;
少し休んでから、下山することにする。
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山頂直下から避難小屋への稜線。
←クリック拡大 |
避難小屋へ向け、木道の稜線を歩きます。
正面はニセ巻機。 |
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巻機山避難小屋。トイレもある。
周りにティッシュが捨ててあり、漂うニオイに
ちょっとウンザリ。
小さな入り口があったが、開かなかった。 |
避難小屋からひとのぼりで、ニセ巻機。
西側の展望がいい。 |
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ニセ巻機から左に割引岳・右に巻機山を見る。
なるほど。すっかり山頂かと思っていると
その先にドデンと本物が構えているわけだ〜。 |
尾根を下る。 |
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七合目。
ここでちょっくら小休止。 |
七合目を過ぎ、樹林帯へ入るといくらか
日差しがやわらいだ。
ジグザグの急坂を下る。 |
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六合目から割引岳とヌクビ沢を望む。
左の尖っているのが天狗岩。 |
五合目を過ぎると綺麗なブナ林が続く。
すっかり疲れが出て、ペースが落ちてきた。
水筒の水も飲みきって、あとは下まで下るだけ。 |
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登山道から林道に出て、少し歩いて割引沢
との分岐と合流すると、すぐに駐車場に出る。
13時45分、到着。
増えた体重のせいかスッカリバテてしまったが、
久々に登山したな〜という気分になれました^^
帰りは17号をぶっ飛ばし、5時間でさいたまの
自宅へ着きました。 |