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女ノ神茶屋前の駐車場は除雪されており
10台ぐらいは停められそうだ。
天気は薄く曇がかかっているが、青空も
のぞいている。
アイゼンを着け、ストック・ピッケル・それと
一応スノーシューも持っていくことに。
オーバージャケットは着ずに、7時出発。 |
一昨晩の雪で、トレース無いかと思ったが、
道路脇からはしっかりと踏み後があった。
はりきって出発! |
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しっかりとしたトレースが続く。 |
昨日登った北横岳を望む。
蓼科山は三段構成の登りを
制覇しなければならない。
最初の登りで早くも暑くなる。 |
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朝焼けの樹林帯の中、一筋のトレース
を辿って進んでいく。
昨日と違って人もおらず、心地よい緊張感
とワクワク感を感じる。 |
2段目の登りからいよいよキツイ登りに。
アイゼンがグッグッと効いて心地イイ。
途中、中央アルプスを望む。
手前は八子ヶ峰ヒュッテ(だと思う。)
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思ったほど昨日の疲れも感じず、軽快に登って
いくと、重装備の先行パーティー発見。
今日は絶対自分1人だと思っていたので
ちょっとビックリ。
高校生か大学生のパーティーのようだ。 |
2段目を登りきったところで小休止。
南アルプスを望む。
昨日水分取らずにバテたので、
無理をしないでこまめな補給を心掛けた。
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南八つを望む。
今日もよく見える。 |
やっとこさ2段目の登りが終わると、
蓼科山頂が見えてくる。
正直、まだあんな登るのかよ〜という心境・・。
休憩中の先行パーティーを抜かし、先へ進む。 |
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三段目の登りは徐々に勾配がキツクなり、
立ち止まる回数が増えてきた。
風も強まってきて、山頂が心配だ。
急斜面の尻セードの跡が厄介で、固められた
トレースは非常に歩きにくく難儀。
ガニマタ歩行でチマチマ進む。 |
あまりの急勾配にストックの限界を感じ、
森林限界を超えるまで使わないハズだった
ピッケル装備。
初めての使用でちょっとワクワク。
寒くなってきたのでアウターを着て出発。 |
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ほどなく森林限界へ。
風がゴーゴー吹いており、目だし帽とゴーグル
をつけていざ突入!
・・・が、息が上がっていたせいか、目だし帽では
呼吸が出来ずに窒息しそうになり、慌てて
脱いで再び帽子をかぶる始末・・・ |
森林限界を超えると、北風が凄い!
強風でトレースが消えており、夏道のペンキと
鎖を頼りに山頂ヒュッテの方に回りこむ。
しかし、途中で一気に直登を試みた。
強風で呼吸も苦しい。岩の間を踏み抜いてしま
ったり、風に煽られたりと、中々前に進めない。
一瞬恐くなり、もう帰りたい!と思ったが
ここで帰ったら絶対後悔すると思い、
頑張って山頂へ登りきった!
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蓼科山、登頂!^^V
地面にカメラを置き、セルフで撮る。
上手くいかず何度もやり直した。
風の強さが伝わるかな? |
蓼科山頂ヒュッテ。
雪に覆われている。 |
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南八つ方面。
雲がかかり始めている。 |
南八つ。 |
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朝はクッキリ見えていた南アルプスも
山頂へ着く頃にはすっかりガスってしまった。 |
浅間山。
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撮影を済まし、下山開始。
必死に自分のトレースを探して森林限界の
登山口へ向かう。
森林限界で先ほどのパーティーが登ってきた。
かなりの重装備で大変そう・・・
渋ノ湯まで縦走するとのことだった。
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尻セードは絶対やるまいと思っていたが、
やってしまった^^;
確かにガンガン降りていけるし足も疲れない。
でもオーバーパンツを破くのが恐くて
2度ほどでやめた。
途中、南八つを望む。 |
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行きは苦労した登りも、ガンガン下って
快適だ。
樹林帯の中のトレースが心地よい。 |
1度小休止して麓まで降りて来る頃には
だいぶ雲がかかっていた。
早く登って正解だった。 |
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再び蓼科山登山口へ出るとホッとひと安心。
駐車場で帰り支度をしていたら
小雪が舞ってきた。 |