焼岳 04年8月12日(金)

コース:中ノ湯温泉〜焼岳北峰〜南峰〜中ノ湯温泉


前夜は道の駅で仮眠し、午前0時を過ぎた頃、中の湯登山口へと車を走らせる。
中の湯を過ぎしばらくすると、登山口の標識が見え路肩にテントを張った数台の
車が停まっている。一番端っこに車を停め、明日に備えおやすみなさ〜い。


4時過ぎにモソモソ起きて準備開始。
昨日までの縦走疲れもあり、起きるのが辛い。

パンを半分かじり、5時17分出発。
車道脇の登山道へ入ってゆく。
駐車場から見える西穂高。
笹原の急登をダラダラ登る。
夜露で濡れた笹の葉でズボンがビショビショ。

50分ほど登ったところで、丁度ベンチがある。
ザックを置いて小休止。ふ〜
急登がしばらく続き、やがて尾根にのると
なだらかな坂道を淡々と進む。
ふと樹林帯の中から焼岳が姿を現す。
6時45分、釜トンネル方面との分岐へ。
分岐を過ぎると、森林限界になり
焼岳が眼前に迫る。

日差しが強い中、急登が始まる。
中腹から乗鞍岳を望む。
焼岳北峰からはガスがモクモク。
分岐から丁度1時間で北峰と南峰の
鞍部へ到着。

火口を望む。
ここで禁断の南峰へ行こうか迷う。
登って行く人が見えたが、中々大変そうだ。

とりあえずは北峰へ行くことにする。
鞍部から北峰へ向う。

登山道はガスがモクモク出るすぐ脇を通過。
山頂直下にも硫黄ガス噴き出る危険地帯が。
7時55分。焼岳北峰へ。

360度大展望で感動!!
笠ヶ岳。

眼下は新穂高温泉、



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中央遠くに甲斐駒ケ岳と、すぐ隣に富士山。



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一番奥に御嶽山。
手前に火口と、一番遠くに白山。



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上高地を見下ろす。
写真中央に槍ケ岳



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神戸から来たというおじさんと暫らく
話しながら展望を楽しむ。

やはり最高地点の南峰にも行ってみたくなり
頑張ってみることにした。

鞍部を望む。
鞍部からはストックをしまい、踏み跡頼りに
岩をよじ登る。
マーキングもすでに消えて無くなっている。

帰りに迷わないよう所々石を積みかさね
マーキングとする。

岩を攀じ登ったところから、南峰へ稜線を望む。
南峰到着。

だ〜れも居ない山頂で1人優越感にひたる。
槍ケ岳から三俣蓮華岳にかけての稜線。
手前に焼岳北峰と、奥に西穂高岳。



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乗鞍岳を望む。
しばらく休んで、再び出発。

鞍部まではコースを間違わないよう
慎重に下る。

下からは続々と登山者が登ってきた。

鞍部を振り返る。
どんどん下って再び分岐へ、中の湯方面へ
進み樹林帯へ入ると涼日差しが避けられ
とても助かる。
10時22分、駐車場へ到着。

朝はシルエットだった西穂高も、クッキリ
山肌まで見ることが出来た。
それにしても迫力があるな〜


荷物を片付け、混みあう沢渡を抜け一般道を
ひた走り19時30頃自宅に戻りました。




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