笠ヶ岳 1日目 06年8月2日(水) 天気:晴れ後曇り

コース:新穂高温泉(5:00)笠新道(6:10)抜戸岳(10:40)笠ヶ岳(12:10)「テン泊」



前日、下の道をひた走り新穂高温泉へ夕方到着。うーんかなり遠かった。
混んでると評判の、村営無料駐車場を探すのに手間取る。
平日ながら90%近い駐車率。空いてる場所を見つけて停める。
簡易式のトイレはあるが、汚い。。水場も近くに無かった。ちょっと不便。

車中で家で作ってきた弁当を食べて、いつのまにか寝ましたzzz...

4時頃起きてもぞもぞ準備。
天気もいいぞ!やる気UP!

朝飯食べて、日焼け止め塗り
5時出発。
無料駐車場から10分歩くと新穂高
バスターミナルへ。

ここで登山届を出す。
登山者もぞろぞろ現れたぞ。
左俣谷沿いの林道を歩きます。

穴毛谷方面の砂防ダム工事が
すざまじい迫力です。
1時間弱歩いて笠新道との分岐へ。
ここで小休止。

鏡平方面へ向かう人がどんどん
通り過ぎてゆきます。
小休止してさあ出発!

いきなり急登・・・

先は長いのでゆっくりゆっくり
登ります。

観察官の腕章をつけた先行の
おじさんをペースメーカーに登ります。
雷鳥の生態調査に来たそうで、
後に天場でお話しました。
少し標高を上げると、木々の間から
焼岳と右側に乗鞍岳が現れる。


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ひたすら急登なので、どんどん高度
稼ぎます。

汗がしたたり、息も切れます・・

ここが中間地点か!と中々のペース
で登れてることを確認。
やげて開けてくると、穂高連峰が
眼前に聳え立ちます。


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樹林帯を抜けると、高山植物が
咲く爽やかな道になります。
綺麗。
露岩帯をマーキング確認しながら
登ります。岩の照り返しが暑い^^;
急坂をひーこら登っていると、やがて
稜線へ。

いきなり目の前に笠ヶ岳が現れた!
おー凄い迫力><

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→杓子平のパノラマ画像CLICK←


杓子平からはしばらくなだらかな
稜線を登ります。

歩いてきた稜線を振り返る。
稜線への取り付きへまた急登に
なります。

高度を上げると雪渓も登場。
だんだん涼しくなってきました。

体力もだいぶ使ってしまい、歩いては
止まり・・の繰り返し。。。
10:40分、やっと稜線へ到着。
くだびれたー

しばし関西弁の気のいいおじさんと
談笑。
正面にうっすらと黒部五郎岳を発見。

う〜ん北ア中部?は未知の領域
なのでワクワクしてきます。
これから向かう笠ヶ岳への稜線。

コースタイム1時間強なんですが、
まだまだ見た目は遠いです。。

お昼も近くなり急にガスってきました。
残念。
抜戸岳からもったいないほど一旦
下って、あとはアップダウンの
繰り返し。



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抜戸岩。

通ると涼しいです。
綺麗・・
だらだら歩いていると、ガスの中に
テン場が出現!

小屋から遠いのかも・・と嫌な予感。



テン場をうろうろしていたら、雷鳥発見!
親鳥一匹、小鳥2匹。雛は元気にくるくる親鳥の
周りを回っていました^^ カワイー♪

ガスが切れたら小屋出現。
思った程遠くはないですが、7分程
かかります。。露岩を登り、雪渓を
横切らねばなりません^^;

荷物担いで山頂行ってやれ!と思い
立ち、そのまま最後まで登る
ことにしました。
11時54分、笠ヶ岳山荘へ到着。
綺麗な小屋です。

小休止して、山頂へアタ〜ック!
小屋の脇から山頂へ最後の
登りです。

上まで10分ぐらいですが、疲労の為
えらく遠く感じられます・・。
12時11分、笠ヶ岳山頂へ。
ガスで360度視界ゼロ。残念。

凄い数の蝿がブンブン飛んでおり、
ゆっくり休むことも出来ません 泣。

記念撮影してすぐ下りました。
山頂より下りる途中で小屋を
見下ろします。
小屋でテントの受付して休憩。

タバコを持ってこなかったのを知った
登山のおじさんが、1箱私にください
ました。ありがとう;;

さっそくいっぷく・・・うまい〜
丁重なお礼を述べて、天場へGO。

数は多くないが、手頃な岩がゴロゴロ
してて張り易い天場です。

水場はすぐ側にあり、雪渓から
流れる水をポリタンクに貯めてくれて
ます。冷たい〜
最終的に13張ぐらいになりました。

夕方小雨が降りましたが、すぐに
やみました。

17時に食事とし、早めに就寝。
夜中に顔を出したら、見事な星空。
こりゃ明日も期待できるなと安心。




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