白峰三山縦走 10月8日(土曜) 天気:晴れ

2日目コース:北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門沢小屋〜奈良田(着



  何度か目が覚めうとうとして、4時過ぎまで寝袋の中。

お湯でもどしたアルファ米2食分にお茶漬けを3袋かけて
無理矢理食べる。

今日は一気に奈良田まで下る予定の、長丁場だ。

5時に受付でお弁当を受取る。
もたもた準備していたら、出発が5時半になってしまった。

お隣のに挨拶をして、さぁ出発。

テン場からの朝焼け。
 まずは中白根山へ向かう。
稜線は冷たい風だ。

思ったより足は軽く、順調に進む。
  5時46分。
中白根山へ向かう途中、日の出となる。
 朝焼けの仙丈が岳。  
  甲斐駒ケ岳。
日が昇る。  
  富士山。
6時2分、中白根山(3055M)へ。  
  中白根山から、北岳山荘と北岳を振り返る。
雲海の向こうに、中央アルプスを望む。  
  富士山。
間ノ岳へ向かう稜線を進む。  
  6時46分、間ノ岳(3189M)へ。

風が強く凄く寒いが、最高の展望

これで百名山71座目です。 
塩見岳と、荒川岳。  
  これから向かう農鳥小屋と農鳥岳への稜線。
農鳥小屋へは、山頂から急坂を下る。  
  塩見岳を望む。
7時53分、農鳥小屋へ。

農鳥岳へ抜ける道がわからずうろうろしていたら
小屋番さんが、「縦走路はこっちだよ〜」と教えてくれた。

色々言われてますが、優しい方ではないか。
 
  農鳥小屋の売店。

何だか風情があります。
農鳥小屋を通過して、農鳥岳へ向う。

中腹から、間ノ岳を振りかえる。
 
  西農鳥岳らしい山頂に立ったが、特に標識などは無く
よくわからなかった。

西農鳥岳付近から、農鳥岳を望む。
奥に富士山が見える。
間ノ岳と北岳を望む。  
  ずんずん登って、9時7分、農鳥岳(3025M)到着。

縦走してきた北岳〜間ノ岳が見える。

誰も居ない山頂は、しばらく独り占めです。
雲海の向こうに富士山。

写真撮ったり、補給食を食べて過ごす。

あっという間に50分過ぎてしまったので、ぼちぼち出発。
 
  白峰南嶺の尾根にかかる雲海。
広河内岳に続く稜線を、大門沢下降点まで下る。  
  10時21分、大門沢下降点。

道しるべの黄色い鉄塔が立っている。
雲海の向こうに富士山を望む。  
  下降点から急斜面を蛇行して下る。
樹林帯の急坂。

岩が多く足にきます。
 
  農鳥岳方面の斜面を見上げる。
やがて、何度も沢を渡ります。  
  12時3分。

嫌ってほど下った頃、大門沢小屋に到着。
コーラのミニ缶(300円)を買い、小屋前の
ベンチでお昼にします。

北岳山荘のお弁当。
これは朝食用のお弁当をお昼にしました。
 
  30分ほど休み、奈良田へ下る。

河原を何度か巻いたり渡ったりを繰り返す。
台風の傷痕も多く、迂回路も多い。

木を橋にした場所もあります。
ロープが無いので、結構スリリングです。
奇麗な樹林帯の中を進みます。  
  やがて、発電所取水口の吊橋が現れる。

慎重に進む先行者。
見ててハラハラします。。
発電所取水口。

この先に休憩しやすいコンクリートの場所があり
そこで小休止。
 
  二か所目の吊橋。

ここは高度感があります。 
三か所目の吊橋を渡ると、巨大な砂防ダムが現れる。  
  やがて林道に出ます。
林道を25分ほど歩くと、南アルプス公園線に合流。  
  奈良田第一発電所。
アスファルトの道を歩いていると、軽トラの影から
可愛いワンコが寄ってきた。

なつっこそうにしていたが、写真を撮っていたら
ワンワン吠えられて怖くなる・・・。

餌が欲しかったのかな??
 
  てくてく歩いて、第2駐車場を通過。

ここはかなり広いので、満車になることはなさそうです。
15時22分、第1駐車場に到着。

約10時間の行程でした。

最後の林道歩きはこたえたなぁ。。


広河原からの高低差や、稜線の寒さなど、結構大変でしたが、
雄大な白峰三山縦走を2日でこなせたので、充実した山行でした。

いつかまた来たいです。

しかし、結構疲れたなぁ^^;
 


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