五竜岳〜鹿島槍ケ岳縦走 04年8月9日(月)〜10日(水)

1日目:五竜とおみスキー場〜(テレキャビン)〜遠見尾根〜五竜岳(テント泊)



前日に一般道をひた走り、五竜とおみスキー場で車中泊。

翌朝、テレキャビンは7時30分からなので、のんびり起きて準備。
40リットル以下で10キロ未満なら手回り品料金はいらないのだが、
計ってみたら10.66kg^^;
受付のおねいさんが少しだからとおおめに見てくれた^^v
しかし、思いがけず10キロ台に抑えられたのわかって嬉しかった。


7時30分発のテレキャビンに乗る。
どんどん高度を上げて、快適快適〜

山の上はガス。
今日の天気が気になるとこだ。
山頂駅につくと、雲が多いもの
所々青空が広がっている。

アルプス平から唐松岳を望む。
雲に隠れ中々山頂が見えない。
地蔵の頭へはほとんどの登山者が展望リフトに
乗ってしまうが、私は自力で登ります。

もうお花の最盛期も過ぎた、高山植物の
トレッキングルートを歩きます。

日差しが非常に暑く、すぐに汗が噴きだしてくる。
ノロノロ遅い展望リフトと競争しながら、
約15分程でリフト終点へ到着。
すでに汗だく。

唐松岳には相変わらず雲がかかっている。

ここからまともな登山道になり、5分程登ると
地蔵の頭に出て、さらに先へと進む。
急登を汗をカキカキ登りながら、45分程で
一ノ背髪へ。

ここのベンチで小休止。ポカリをゴクゴク飲む。

周りはガスっていて、展望はきかず。
やがてゆるやかな尾根に乗り、淡々と進む。
8時54分、小遠見山へ。

相変わらずガスで展望はない。
小遠見山から五竜岳方面を望む。

山頂は雲で隠れてます。
さらに15分ほど登ると、中遠見山へ。

ケルンがあります。
中遠見山から大遠見山への
縦走路を見下ろす。



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9時45分。大遠見山へ。

池塘があります。
お花も所々咲いてますが
基本的にはもう終わりのようです。

北アは確実に秋に向っている気配・・
10時13分、西遠見へ。

池塘のほとりに腰掛け、アップダウンのある
尾根道で疲労した体を休ませます。

デカいザックを背負った外人さんが下りてきて
池塘の水で腕を洗っていた。
さらに30分ほど登ると、白岳への
稜線が現れた。

ここを登りきれば、五竜山荘はもう近い。
(ここが大変^^;)
ガスの中、鎖場を通過する。
急登をゼーゼー言いながら登っていると
時折ガスの中から五竜岳が姿を現した。

迫力ある山容だな〜と感動。



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登ってきた稜線を振り返る。

カップルハイカーとすれ違い、
ちょっぴり羨ましい。
白岳山頂の脇をかすり、痩せ尾根を進むと
ガスの中に五竜山荘が現れた。

やった〜着いた〜!!
しかし山頂もガスで残念・・・
11時32分。五竜山荘到着。
下から約4時間でした。
結構早く着いてしまった。

悪天だったら迷わず小屋泊まりにしようと
思っていたが、ガス程度だったのでテント泊に
決定。

中でテントの受付をする。
サイトは斜面に沿って作られており、結構広い。
五竜岳が目の前に見えるポイントに張る。

打ち付けたペグがグンニャリ曲がって
しまったので、石に張り綱を引っ掛け設営。

そして、テントが飛ばされないようこれでもか!!
と言わんばかりに徹底的に石をのせる。

あとで隣に張った人、石が無くて
困っていたようでした^^;;
ごめんなさい。。



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マイテントから五竜岳が良く見えます。

夕方4時頃から降り出した雨は、雷の音と共に
徐々に本降りとなり、去年の苦い経験が頭を
よぎり不安になる・・・

新しいゴアライトXテントでは初めての
本格的な雨だ。
雨が漏れても大丈夫なようザックカバーを
かけたり、シュラフカバーをかけたりして
完全防備で寝たが、全く水が染み出すことは
なく、完璧な防水性で頼もしかったです。
(新しいからだろうけど・・)

夜はアルファ米とラーメンを食べ、明日の天候に
不安になりながらの一夜を過ごしました。





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