|
3時半頃起床。パンをかじり4時36分出発。
すでにヘッドライト無しで充分歩ける。
登山道入り口で登山届を入れ、木道を歩く。 |
軽量化した新しいザックの背負い心地を確かめ
ながら、なだらかな木道を調子を整えながら
ゆっくり進む。
しばらくして肩ずれを起こしたが、チェストベルト
をきちんと締めたらフィットして快適になる。
軽量グッズを大量投入したおかげか、今までの
幕営装備より楽に歩ける。
50分ほどで黒沢へ到着。
冷たい沢の水を補給し、小休止。 |
|
|
黒沢橋をすぎると、十二曲と呼ばれる急登に。
踏み固められたツルツルの道と根っこに
注意しながら、ゆっくり確実に登る。
それにしてもかな〜りきつい。
|
樹林帯から昨日登った高妻山を望む。 |
|
|
北アもクッキリだ。 |
7時6分。
十二曲りも飽きてきたころ、富士見平へ。
黒沢池と高谷池方面の分岐点だ。
ここから富士山が見えるはずだが、
ガスっていて無理だった、
降りてきたグループの方と少しおしゃべりし、
黒沢池方面へ進む。 |
|
|
一旦下って少し進むと、一気に湿原が広がり
ビックリ!!
地図で湿原があるんだぁ・・程度に思っていた
ので、こんな広いとは思わなかった。
朝の爽やかな空気を吸いながらの湿原歩き
は最高〜
|
------------------------------------------------------------------------------
湿原のお花たち
------------------------------------------------------------------------------
|
|
|
------------------------------------------------------------------------------
|
|
ワタスゲは触ってみると、ホントに綿みたいで
フカフカだ〜 |
湿原歩きを暫らくすると、やがて
黒沢池ヒュッテへ到着。
ドーム型のユニークな建物だ。
ここで荷物をデポし、サブザックに
必要な物だけつめ出発。 |
|
|
大倉乗越まで笹の刈られた道を
30分程登る。
眼下に長助池を望む。 |
妙高山が姿を現した。
まだ結構登るんだなぁ・・と少しガックシ。 |
|
|
大倉乗越からは一気に下る。
途中ロープのついた滑りやすい急登が
あり、慎重になる。
帰りが大変だなぁ・・と思いながら・・
やがて日当たりの良い山腹をず〜っと
トラバースしながら進み、雪渓の水が
沢のように流れる場所で水分補給。
ようやく妙高山への急登入り口へたどり着く。 |
きつ〜い登りをゆっくりゆっくり進むと
途中で火打山と焼山が見えた。 |
|
|
岩ゴロゴロの急登です。 |
9時52分。妙高山山頂へ。
やっとついた〜
人で賑わっており、少し離れた眺めの良い
岩の上で大休止。 |
|
|
左に焼山・右に火打山を望む。
←クリック拡大 |
妙高山には山頂が二つあり、
妙高大神が祭られてる山頂の方が高い。
しばらく休んで、下山する。 |
|
|
途中何人もの人とすれ違ったものの
すでにピークは過ぎているようで
皆さん早々に下山してしまったようだ。
何人か抜き、スタスタ下り、雪渓の水が
流れる沢で水を補給しゴクゴク飲む。
まいう〜 |
大倉乗越への上り返しは、暑さもあって
とっても大変・・・
何とか登って笹原を下り、黒沢池ヒュッテで
荷物を回収し、小休止の後幕営予定地の
高谷池ヒュッテに向う。
途中、黒沢池を眼下に望む。
まだ雪渓が残っていた。
|
|
|
結構な登りもある尾根道を進む。全く道を
譲る気がないのが猛スピードですれ違う
おっさんがいた。セッカチだなぁ・・
茶臼山を越え、まだかまだかと思った頃
高谷池が見えてきた。
13時19分、高谷池ヒュッテに到着。
三角形の山荘で幕営手続き(400円)をする。
すでに到着した人達で結構賑わっているようだ。 |
高谷池のサイトは湿原のすぐ脇にあり、
中々素晴らしい。
いい場所はすでになかったので、下が乾いた
場所を見つけ、今回がデビューの
ゴアライトXを張る。 |
|
|
テントの中にいても日差しが暑い。
山小屋ウォッチをしたり、高谷池の周りを
少し散策などして時間を過ごす。
←クリック拡大 |
となりのテントが中学生の団体で賑やかだ。
というか少々やかましい・・・
晩飯はラーメンとアルファ米。
初めてアルファ米を熱湯でもどしたが、アツアツで
食べやすかった。
今まで時間かけ水でもどし、
しかも冷たく食べ難い思いをしてた
自分がバカらしく思えた。
その夜は寝たり起きたりの繰り返しで
時間が過ぎていった。 |
|