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起きたら3時半を過ぎていて、ちょっぴり焦る。
アルファ米を食べ、サブザックに荷物を詰めて
いたら小屋番さんが来て、事故が起こったので
7時頃ヘリが下りるから注意してくれとお達しが
あった。これが後に大変なことに発展するの
だが・・・
慌しく準備し、4時39分出発。
天気は悪くないようだが、まだガスの中だ。 |
最初は沢山のお花を見ながら木道歩き。 |
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やがて天狗の庭と呼ばれる広い湿原に出る。
思いがけず朝靄の中、写真を撮りながらの
気持ちよい湿原歩きが続く。 |
天狗の庭を過ぎると坂道となり
しばらく登るとライチョウ平へ到着。
雷鳥は見当たらない・・
しばらくするとヘリの轟音が聞こえた。
早くも救助に来たようだ。
俺のテント大丈夫かなぁ・・とても心配だ。 |
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振り返ると、妙高山に雲流が流れる。
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山頂へ向け木段を上る。
ガスも取れて晴天だ。 |
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6時、火打山山頂へ。
高谷池から1時間20分でした。
小広い山頂は一組のハイカーだけで
存分に展望を楽しむ。
北ア方面はガスって、残念ながら
ほとんど見えず。
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妙高山を望む。
雲の中から救助ヘリが飛び立っていくのが
見えた。
相変わらずテントが心配・・・
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手間に影火打、奥に焼山を望む。
焼山も登ってみたくなる。
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30分程展望を楽しんだ後、下山。 |
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着ていたフリースを脱ぎ、ザックにしまって
いたら、なにやら気配が・・・
ふと前を見ると、雷鳥が目の前に!!
最初、鳩かとおもった^^;;
感動〜!!かわいい!! |
火打山を振り返る。 |
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どんどん下っていき、再び
天狗の庭が見えてきた。
ガスも取れ、綺麗に見渡せる。 |
天狗の庭。
登山者がどんどん登ってくる。
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地糖に映る火打山・・
ずっと眺めていたい光景です。
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火打山を振り返る。
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湿原のお花 |
高谷池に戻って来た。
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テントが心配でサイトに戻ると、何と自分のテントが
無くなってるではないか〜!?
一体どうしたことがと山小屋へ行くと、小屋番さんが事の次第を教えてくれた。
救助のへりが降りた時にテントが吹き飛ばされ壊れてしまったそうだ。
小屋脇に置かれたmyテントはポールがグンニャリ曲がり側面に
穴が数箇所開いていた^^;;;
昨日の晩8時に到着した70歳ぐらいの30人グループの1人が小屋の
階段から落ち、意識不明の重態になってしまったとのこと。
小屋番さんがグループの代表の方に、テントを全額補償するように、ということで
話をつけて下さっていて、感謝感謝である。
グループとは丁度入れ違いになってしまい代表者の方と話出来なかったので、
後で私の連絡先を教えといて頂けることになった。
ちなみにそのグループは、昨日の夕方3時に笹ヶ峰を出発し
中々到着しないので山小屋の人が捜索に出たりして大変な騒ぎになってたらしい・・
結局夜8時に着いたようだが。
小屋スタッフの方々、皆さん呆れ顔でした。
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ベンチで水浸しになった装備を乾かします・・・ |
8時20分、装備をまとめ再び下山。
何となく逃げるような気持ちで高谷池を後にする。
あぁ、俺のテントデビューっていつも
ついてないなぁ・・と自分を恨む。
火打山と焼山を振り返る。 |
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十二曲りでは、登山者や大勢の中学生との
すれ違いで大変><
木の根の急登といい、人の数といい
北アの合戦尾根を思い出す。
こんなに人が登って上に泊まるとこあるのか!?
と思うほどだ。
ガンガン下って黒沢へ。
冷たい沢の水をゴクゴク飲む! |
黒沢からは木道をガンガン下る。
10時36分、笹ヶ峰へ到着。
あ〜アクシデントもあったが何とか
帰ってこれたなぁ・・・ |
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荷物を片し、次なる目的地雨飾山へ。
妙高小谷林道をガタゴト走り、小谷村へ。
この林道、長野県側はガードレールの無い
断崖絶壁の道で、注意しながらの運転^^; |
雨飾荘の温泉に寄る。
400円と安い。
洗い場はシャワーなどの設備はなく石鹸が
置いてあるだでやや不便だが、
泉質はアツアツで中々良かった。
古きよき温泉といった感じ。 |
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その後、雨飾登山道の駐車場へ移動。
凄い数の車でビックリ!
路肩の木陰に車を停め、しばらく休む。
夕方になり、目の前でキャンプファイアーをする
中学生をのんびり眺めながら、レトルトカレー、
パイナップル缶、カップラーメンなどを食べ
明日に備え眠りました。 |