高妻山 04年7月22日(木)

コース:戸隠キャンプ場〜一不動避難小屋〜高妻山〜一不動避難小屋〜戸隠キャンプ場


前日の夕方に戸隠キャンプ場の入り口駐車場に到着。外は雨がパラついている。
夜になっても低い雲の間から星がチラホラ見えたが、明日は晴れるだろうか
心配になりながらウトウトした。


起きて戸隠牧場の駐車場まで車を移動。
2台車が停まっていた。

もたもた準備をして、5時出発。
若干雲っているが、晴れに向いそうな予感だ。
朝の爽やかな牧場の中を、
牛の糞をヨケながら進む^^;

しばらく歩き、牧柵に当たると登山道となる。
最初は沢に沿った道を快適に進む。

そのうち完全に沢登りのようになり、
注意しながら登る。

綺麗な滑沢を鎖につかまりながら登ります。
滑りやすいので注意・・

滑沢を越え急登を行くとしばらくして
滑りやすい岩場のトラバース。
注意しながら進む。
1時間15分ほどで、氷清水へ到着。
ここが最後の水場だ。
(沢の最終地点ってことだが)

日差しも出てきて急登を登ってきたので
汗だくだ。冷たい沢水をゴクゴク、ウマ〜イ!!

こんな看板がかかってました。
氷清水から少し登ると稜線に出る。
一不動避難小屋に到着。

中は小広く、泊まるのに支障はなさそう。。
ゴミが沢山捨ててあり興ざめ・・・
避難小屋から高妻山へ向う。
見下ろすと戸隠牧場と飯綱山が見渡せた。



クリック拡大→
アップダウンのある稜線は樹林帯が多いが
日差しが照りつけるところではとても暑い・・

ふとガスの中に高妻山が見えた。
思った以上に鋭鋒だ!ワクワクしてくる。
お花も結構咲いている。
今が盛りだろう。
7時24分、五地蔵山へ到着。
ちょっと小休止。

日当たりが良く暑い・・
高山植物のお花って綺麗ですねぇ
さらにアップダウンのある稜線を進む。

九勢至から戸隠山が見えた。
九勢至から高妻山を望む。

ここから急登が始まる。
かなり足場も悪く滑るので、汗をカキカキ
ゆっくり登った。
まだかまだか〜と急登を登り、露岩帯の尾根
に出て暫らく進むと、待望の高妻山頂へ!!

9時7分到着です。下から約3時間でした。
本日一番乗りで、山頂独り占め〜^^v 最高!

遠くに槍も見えて嬉しい。北アをこんなに
まじかに見たのは初めてだ。
戸隠山の稜線と奥に北ア南部を望む

右奥に槍ケ岳も見えます。



クリック拡大→



焼山〜妙高山


白馬三山



←クリック拡大
左に鹿島槍ケ岳・右に五竜岳。



クリック拡大→
乙妻山を望む。
50分程山頂を楽しんで、下山することに。
途中で追い抜いた人と丁度入れ替わりに
なった。

段々とガスが出てきて展望もきかなくなる。
下からどんどん登山者が登ってきた。
途中で獣のにおいと鳴き声が聞こえてきたら
2匹の猿がうろうろしていた。

私を見て慌てるでもなくひょこっと木に登り
こちらの様子をじっと伺っていた。

人間に慣れてるのかなぁ・・
1時間ほど下ったとこで、高妻山を振り返る。
ガスの中でもお花は綺麗です。
道端に咲くお花。

もっと勉強して名前覚えようと思う。
山頂から2時間弱で一不動避難小屋まで
戻る。予定ではここから戸隠山へ縦走する
つもりだったが、暑さもあり結構バテ気味で、
登山初日だったので今後のことを考え無理
せずこのまま来た道を降りることにした。

沢の下りは慎重に・・・
ガンガン下り、やがて牧柵へ。

しばらく進んだところに簡易登山相談所の
テントが張ってあり、これから登る登山者に
あれこれ聞いて書かせていた。
牧場の中をノンビリ歩き、13時5分到着。
百名山のわりには地味な山だが、展望は
すばらしく人もさほど入らないようなので
中々楽しい登山が出来た。

着替えて温泉へ向う。
戸隠温泉、神告げの湯へ。
割引券使って550円。

泉質は塩素臭が強く、あまり温泉らしさは
感じられなかった。

空いてて快適だったけど。
明日の目的地、妙高山へ向け車を走らせる。
麓の道を暫らく走ると、笹ヶ峰駐車場へ到着。

車を日陰に置いて、夕食の準備をしながら
ノンビリ明日に備えた。



<<もどる妙高山・火打山縦走へ>>