荒川三山〜赤石岳縦走 8月11日(木曜) 天気:晴れのち曇り

2日目コース:千枚小屋〜千枚岳〜東岳(悪沢岳)〜中岳〜前岳〜荒川小屋〜小赤石岳〜赤石岳〜富士見平〜赤石小屋(テント泊)



  前夜は早々に寝てしまい、1時半頃、叫び声で目が覚める。
どうやら寝ぼけた方が叫んだらしい・・・。

それから4時までうとうとし、4時半から朝食です。

小屋から奇麗な富士山の朝焼けが見える。 

今日も天気が良さそうで、やる気UP!
 朝食を済ませ、身支度をして5時出発。  
   途中、朝日が昇ってくる。
 千枚岳へ向かう登り。中々急坂です。
強風になり、帽子が飛ばされそうになったり、
よろめきながら登ります。

朝一の体に堪えるので、ゆっくりゆっくり。。
 
  5時35分、千枚岳(2880M)へ。

風が強くフラフラです。 
 千枚岳から丸山へ向かいます。

一旦急坂を下ります。
 
   丸山へのトラバース道。

奇麗なお花畑を通過します。
 千枚岳を振り返る。  
   赤石岳、聖岳を望む。

分厚い雲に覆われています。。
迫力ありますが、この先心配・・・。
 6時12分、丸山へ(3032M)。

ガスの中です。

展望がきかないので、すでに3000M
に到達してる感じがしません。。
 
  丸山から東岳(悪沢岳)へ向かう稜線。 
 東岳へ露岩帯の登り。  
  やったー!!東岳山頂に到着!!

ガスもとれてます。 
 6時37分、東岳(悪沢岳)へ。

今行程最高所の、3141M。


千枚小屋から1時間37分でした。
 
  東岳より、赤石岳、聖岳を望む。

まだ、雲に覆われてます。 
富士山を望む。   
   東岳から中岳へ向う稜線。

一旦足場の悪い道を下ります。
 中岳(右側))と前岳(左側)を望む。
  中岳へ向かう登山者。

ガスも取れて、気持の良い稜線歩きです。 
 中岳へ最後の登り。  
   7時31分、中岳避難小屋へ。

小屋番さんに山座同定をお願いし、しばし休憩。
今年は天気が悪く、ここ数日でやっと晴れたそうです。


南ア北部のパノラマ
左に塩見岳 その右に間ノ岳 うっすらと鳳凰三山も。

 
   不思議な形の雲。
 中岳避難小屋からすぐの所に、中岳山頂(3083M)。  
  これから向かう赤石岳を望む。

鞍部に雲が流れている。 
中岳山頂の様子。   
   中岳より前岳へ向かう。

左奥に赤石岳。

まだまだ遠いなぁ。。
 前岳へはなだらかな稜線を進みます。  
8時5分、前岳(3068M)へ。

どうゆう訳か??標柱がガケッぷちに立ってます(謎)。
   前岳より、左に中岳、右に東岳を望む。
ガスの東岳。   
  鹿よけの柵の中を通ります。

この中はお花畑で、とても奇麗です。 
 ずんずん下って、鞍部になると雲の中へ。

やがて薄っすら荒川小屋が見えてきます。
 
  8時58分、荒川小屋に到着。

奇麗な建物で、トイレ、水場ともしっかりあります。 
 ベンチに座って大休止。

コーラ(400円)を買い、じゃがりこでエネルギー補給。
 
  小屋から、これから向かう小赤石岳(3081M)を望む。

ここは鞍部なので、また登り返しです。。 
 小屋から樹林帯の急登進み、森林限界を過ぎると
気持のよいトラバース道となります。

ここはウキウキしながら歩きます。
 
   大聖寺平(だいしょうじだいら)から、荒川三山を振り返る。
左に前岳、中岳。

右に東岳。 
 
  突如。雷鳥が現れました。

親鳥です。
 あちこちから、雛鳥出現。

かなり可愛く、萌えます。
 
  大聖寺平を過ぎ、稜線に出ると、ガスの中へ。 
 遠くに、今日の宿泊予定地、赤石小屋が見えます。  
   10時57分、ガスの中、小赤石岳(3081M)へ。


しばしの小休止。
 今回のザック、オスプレーのケストレル48。

テント泊装備も入ります。

背負い心地は、まずまずでしょうか。

なで肩の自分に合うザック探しは、中々難しいです。
 
  小赤石岳から、赤石岳へ向かう。

もう、すっかりガスの中。 
 稜線を歩いていると、突然目の前に、またも雷鳥出現。

雛が一羽、私の足元までやって来て、萌え萌えです。
 
   そんなこんなで、11時38分、赤石岳(3120M)へ。

千枚小屋から約6時間半です。

後ろに見えるのが、赤石避難小屋。
避難小屋といっても、立派な宿泊施設です。

コーヒーの幟が見えて、誘惑にかられます。。

あいにくのガスで、展望はなし。
 ここで本日のお昼にします。

千枚小屋で頼んだお弁当。
小さめのオニギリ3つです。

それでも十分お腹が満たされました。
 
  赤石岳から少し戻って、、赤石小屋への
尾根に向け下ります。 

足場の悪い、滑りやすい瓦礫の道で、疲れた体に
こたえます。
 お花畑が広がります。  
   赤石岳と、小赤石岳の鞍部より、下りて来た道を
振り返る。
 桟道が多数出現。  
  段々赤石小屋が近づいて来ます。 
 13時37分、富士見平へ。

ここは360度の展望のはずですが、ガスであまり見えません。

左に赤石岳と右に小赤石岳を望む。


ここで小休止。
かなり疲れもきています。
 
  富士見平から樹林帯の中を進むと、やがて
今日の宿泊地、赤石小屋へ。

14時11分、到着です。

千枚小屋から、 9時間11分でした。
 奇麗なトイレと、水場もある、雰囲気のいい小屋です。

テントの受付をします。(600円)
 
   テントサイトは小屋のすぐ下にあり、樹林帯の中です。

細長い道のようになっていて、15張となってますが、実際は
10張りもすれば一杯になりそうです。

適当な場所に見つけて、設営します。
黄緑テントが私のです。

5年ぶりのテントで、少々戸惑います(汗)
 夕方までゴロゴロして過ごします。

晩御飯は、カップヌードルカレーと、アルファ米のお茶漬け。

スポークと呼ばれる食器が大活躍。
使いやすいですよ。
 
  夕方、テントから出ると、聖岳が見えました。

最初、何の山かわからず、小屋の方に聞いたら
苦笑されました^^;恥ずかしや〜 
 聖岳と右の尖がっているのが、兎岳。
ビール飲みながら、ぼーっとします。

聖岳は雄大です。
出来れば赤石から縦走したかったなぁ・・と思いました。

また次の機会に。。

夜は早々に8時頃寝てしましました。
 


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